日々、思うことをサラサラと。

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奇才2

2007年03月21日 | 美術展・本
画像は「群雀
またまた盧雪の登場(以前にも書いてます。もぉおお、盧雪大ファンの私です。

盧雪は応挙、若冲など各天才の中で異質なオーラがあります。
この人の絵画を観ていると自分のもっている波長とピーンと響き合う心地よさを感じる。とにかく、まず面白い
相撲をとる蛙、画面の片隅でしんと見つめる蛙・・盧雪が蛙となってそこにいる。
二双の広い空間の中に、ちんまり左片隅にちょこんと2匹の蛙だけが収まっている構図には思わず破顔
画像の電線(な、わけないネ200年以上前に)のように見える線の上で戯れる雀には1羽1羽きちんと性格が表れている。
この中にやはり盧雪がいる・・右から3羽あたり?
画像の「群雀」は本物はかなり見惚れてしまいます
かと思えば凄い迫力で迫ってくる虎もいる。
以前コメントした虎図に匹敵するのでは・・なんて思います。もし、行かれた方はNO.53の虎に注目。毛並みが美しい。が、そこは盧雪さん。耳としっぽの先にあなたがいました
(虎はこの時代の皆さんよく描いているけどほとんどが姿が変なんです。
というのも本物の虎を誰も見たことがなかったらしい。納得)

こちらの美術館は広大な「府中の森公園」の中にありアウトドアも同時に楽しめます♪

府中市美術館「動物絵画展」開催中~4/22まで
出だしはでも、奥の方へ進んでくると


美術展のコメントは難しい。「美しい」「素晴らしい」の連発と、濃厚に自己チューが際立ってしまうのであまり書いていない。 率直に言えば拙い語彙では伝えきれないのです  ですが、盧雪はやはり書いておきたくて・・・。




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