母が生存の頃、久しぶりに実家に帰ったりすると、一番楽しみだったのは冷蔵庫の中身の物色。
特別美味しいものがあるわけじゃない。母手製の胡瓜の粕漬け、残り物の山菜の煮物、父採取のキノコの和え物、父自慢のイカ塩辛、農家に婿入りした兄が作ったトウモロコシ・・・などが所狭しとひしめいている。器をラップで包み乱雑に積み重ねた庫内は、大らかな(ものぐさな)母を如実に語っていた。乱雑にして温かい場所だった。その残り物をつまんで食べるとき、にんまりと幸せを感じた。緩い開放感。少し子供に帰れるとき。
「美味しいぃ~」
「あ、傷んでなかったかな?だいぶ前から残ってたけど」
・・・・って
。おかげで腸には自信あります。ちょっとやそっとじゃお腹壊しません。今、日常母の冷蔵庫を再現している私です
画像は春坊の横顔。このダサ可愛い口元のカーブとほっぺたのふくらみが大好き。
特別美味しいものがあるわけじゃない。母手製の胡瓜の粕漬け、残り物の山菜の煮物、父採取のキノコの和え物、父自慢のイカ塩辛、農家に婿入りした兄が作ったトウモロコシ・・・などが所狭しとひしめいている。器をラップで包み乱雑に積み重ねた庫内は、大らかな(ものぐさな)母を如実に語っていた。乱雑にして温かい場所だった。その残り物をつまんで食べるとき、にんまりと幸せを感じた。緩い開放感。少し子供に帰れるとき。
「美味しいぃ~」
「あ、傷んでなかったかな?だいぶ前から残ってたけど」
・・・・って
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画像は春坊の横顔。このダサ可愛い口元のカーブとほっぺたのふくらみが大好き。