日々、思うことをサラサラと。

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その人間性・・・刑事フォイル

2019年03月07日 | 映画
カテゴリは映画としたが、”TVドラマ”です。

「刑事フォイル」イギリス2002年シリーズ1~2015年シリーズ8まで。

アンソニー・ホロヴィッツの作品(バーナビー警部の)
出演:マイケル・キッチン(フォイル警視正) ハニーサックル・ウィーク(サマンサ略称サム専属運転手)アンソニー・ハウエル(ミルナー巡査部長)
1940年、戦時下のイギリスを舞台に”戦争”が遠因で起きた事件を扱っている。
深みがあり、軽妙さも微妙に備えたバランスの良い作品となっている。

フォイルに出会ったのは2月下旬。始め~シリーズ1のみ様子見のつもりで見たら大ヒットだった。
以来、DVD化した全てをレンタルした(14話まで/シリーズ4パート1)
出だしは戦時下であることを濃く反映された映像でいささか重い。「あ、こんなにレンタルしちゃって」と後悔した。
が、そこからの展開が素晴らしい。各所に張り巡らせた事件の要因を見事に集約して繋げていく。
フォイル警視正の知的で紳士的な風貌・所作が好きだな。”目”の使い方がこの役者の武器。高齢ながら非常に魅力的だ。
女性専属運転手として出演しているサム(=サマンサ)はクセになる顔だちだ。抜群に綺麗から2を引いたくらいの丁度良さがある。
笑うと前歯にほんの少し隙間があるというところがいいこの運転手、することが中々ハンサムなんだな。
スっとした凛々しさの中にお茶目なところも程よくあり目を愉しませてくれる。

作品の内容は深い(よくぞここまで掘り下げたなというくらいの深度)
そこからの剛柔バランスよく展開し、ラストも「そうきたか」と納得で落ち着く。


あらためてイギリス作品に惚れる。
レンタルでは14話までしかないが、来月4月6日~BSプレミアムにて20話からファイナルまで放送される(字幕
それまでに隙間の15話~19話をなんとか埋めたいのだけど、字幕付きがないのです(吹き替えでは見る気なし)
北欧ミステリーも好物だが、あちらは結構残虐なシーンが映るので辛いときがある

日本の刑事もののTV作品との際立った違いは、あちら(海外)は各回映画化してもしっかり成り立つ完成された出来だということかな。





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追加キャスト決定・・・決算!忠臣蔵

2019年03月07日 | 映画
「決算!忠臣蔵」2019年冬公開
出演・堤真一・岡村隆史
監督:中村義洋

という情報の元、堤真一ファンとしては追加キャストに関心があった。
昨日の発表では、濱田岳・竹内結子・石原さとみ・笹野高史(画像右下)・・・と
好きな役者が揃った。
殊に濱田岳は”中村監督の秘蔵っこ”という認識を勝手に持っているので、もしや久々に出演するのではと期待していた。
(濱田岳の演技大好物です)

それにしてもズラリと並べてみたこの絵面、ちょっとワクワクする
監督、面白い調合しましたね。中村監督にヒット作が多い要因の一つはこのキャスト選びのセンスだと思う。

(↑シネマトウディさんより拝借)

各メンツ、味のある役者ばかりで今冬の公開が愉しみだ。
(過去作「殿、利益でござる」で、後半期待を少し裏切られてしまったが今回こそ・・)
原作の読み込みは途中で中断してしまったが、中村監督がどのように脚本化しているのかも気になる。
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