脱いだ服を畳んできちんと並べて置いたのに、机の上からきれいさっぱり消えていた。机の横には上履きもあったはずなのに、こちらもなくなっていた。「ねえ、僕の服、どこへやったの?」 僕は女子たちを見回して質した。誰も何も答えない。彼女たちもまた一様に驚いた顔をして、何も載っていない机を見つめていた。「もう、いい加減にしてよ。早く僕の服を出してよ」 パンツ一丁の身を意識して、体が震える。ここにいる者以外の . . . 本文を読む
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