奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

午後の散歩 城址公園の鳥ほか

2021-11-01 20:41:13 | 奈良散策
奈良散策 第265弾


10月28日の午後の散歩は銀行に寄ってから、城址公園へ行ってみました。



行く途中でジョウビタキ♂を見つけました。今シーズンの初見です。



ダイサギがあくびをしているみたいです。違うかな。





近鉄郡山駅側から行くと、城址公園に向かうと最初に鷺池に着きます。ここは県立郡山高校の入り口になっています。その入り口付近で木のてっぺんまでアサガオが絡みついていました。これはたぶん、ノアサガオだと思います。「日本帰化植物写真図鑑第2巻」によると、在来種は紀伊半島以南から四国・九州に自生し、花の直径が6cmと小さく、花の中心部が白くなるそうです。これとは別に、園芸品種が盛んに栽培され、これが各地で逸出しているようです。花の直径は10cmほどで、開花後しばらく青紫色で中心部は赤く着色し、午後から夕方にかけて淡紫紅色に変化するとのことです。県立郡山高校の入り口のアサガオはおそらく園芸品種の逸脱したものだと思われます。





これは鷺池の土手から写したものですが、一面、アサガオだらけでした。







鷺池に行く途中でアキアカネを見つけました。









この間まで鷺池にはカイツブリとカルガモしかいなかったのですが、この日はヒドリガモがいっぱいいました。



鰻堀池のほとりに降りてみました。ここから城址公園を見上げると、シジュウカラとエナガの混群がうるさく飛び回っていました。ちょっと遠かったのですが、何とか撮れました。シジュウカラです。









そして、エナガです。



ふと見るとコノシメトンボが止まっていました。大和郡山に来てから見た赤トンボはアキアカネ、ナツアカネ、マイコアカネ、リスアカネ、それにコノシメトンボで、特に、アキアカネ、コノシメトンボは多い気がします。









鰻堀池から城址公園に上がると、エナガの混群がいました。今度はすぐ近くの木なのでまあまあ撮れました。でも、動き回るし、枝が邪魔してなかなかうまく撮れませんね。



帰りに鷺池でバンを撮りました。



家の近くの養魚池に藻がいっぱい発生していたのですが、そこにカモが数十羽集まってきていました。カルガモとコガモばかりかなと思っていたら、ハシビロガモが含まれていました。



それに、これはヒドリガモかな。

雑談)この間からコロナの雑記の続編を書いていたのですが、感染のピークアウト後の指数関数減衰をSIRモデルで解析するところまで書き終わりました。ただ、最近、東京新聞に、ウイルスが変異により、ゲノムの変異を修復をする酵素が変化し、修復が追い付かず死滅したのではないかという説が載っていました。確かに、急速に感染者が減少し、陽性率から考えると現在発表されている陽性者数のかなりの部分は偽陽性だと思われるので、死滅したという考えにも真実味があります。ただ、ウイルス干渉により新たなウイルスに入れ替わるのには通常2-3か月はかかるので、それとも違うような気がします。こういう現象をSIRモデルでどう取り入れて行けばよいのかと悩み始めました。