奈良散策 第273弾
11月5日朝の散歩のときに撮った写真です。この日は佐保川沿いに土手を歩きました。最近、これはという撮影対象が見つからないので、もっぱら歩くことに主眼を置いています。でも、この日は思わぬ収穫がありました。
カメラを持ってずっと歩いていたのですが、撮るものが見つからないので、そろそろ引き返そうかなと思っていたところでいっぱい咲いている花を見つけました。この間も撮ったのですが、おそらくシャクチリソバだと思います。
これで刺激を受けて、写真を撮り始めました。これは対岸にいたイソシギです。
それからカワラヒワ。
この日はカワラヒワがやたらたくさんいました。
それにムクドリも。
そして、スズメも。
引き返す途中で見つけました。これは嘴がやや長いので、コチドリではなく、イカルチドリの方だと思います。たぶん、幼鳥ですね。
そろそろ佐保川土手から離れようと思っていたころ、石の横に何かがあるのに気が付きました。双眼鏡で見ると、どうやらタシギのようです。
近寄って撮ったのですが、逆光でなかなかうまく写せません。
それで、ちょっと離れたところにある橋を渡って向こう岸に行きました。写真はうまく撮れるようになったのですが、ちょうど後ろ向きになり、しかも、タシギの特徴である長い嘴を背中の羽に埋めてしまってどうにもはっきりしません。
と思ったら、突然首を回して嘴が見えました。
どうやら周りが気になるのか、ときどき頭を上げ、周りを見ているようです。それで、しばらく粘ってみることにしました。予想通り、首を上げて周りを見渡しました。タシギは昨シーズンも撮ったのですが、ちょっと遠かったのと、カメラが古くて、うまく撮れませんでした。今回はまあまあ撮れました。
雑談)まだコロナの感染者数の解析にはまっています。感染者数の増加・減少過程をSIRモデルで解析し、報告されている感染者数グラフと計算値を合わせることができました。ただ、国民全体を対象にするのではなく、「一定数の感染に関わる小集団」を対象にしないとどうにも合わせることができません。でも、今回はとりあえずここで終わることにしました。この解析をするために、SIRモデルの厳密解を解いたりとなかなか勉強になりました。そこで、今度はウイルス干渉のシミュレーションを始めました。これも式を立ててシミュレーションができるようになったのですが、ここで問題が起きました。ウイルス干渉をするには、2種類のウイルスで未感染者の取り合いをしないといけないのですが、2種類のウイルスがたまたま同じ「一定数の感染に関わる小集団」で感染を広げないと干渉をしません。2種類のウイルスに対する小集団に部分的な重なりがあるとして解析を始めているのですが、果たしてこれでよいのか。なかなか難しい問題です。