奈良散策 第277弾
11月7日は朝と午前中の2度も散歩に出かけました。
朝は最初、佐保川土手を歩き、その後、蟹川沿いを歩きました。でも、ほとんど撮影対象に出会えません。朝早いとまだ寒いので、鳥も活動していないようです。やっとカワラヒワを見つけたので、撮りました。
畑に鳥が2羽降りたので、撮ってみたらこんな鳥でした。初め、ビンズイだろうと思ったのですが、よく見ると、これはタヒバリのようです。今シーズン初めてです。
午後からはいつもの養魚池の方に行きました。今頃はキタテハをよく見かけます。
水を抜いたため池にはイソシギがいました。
これはヤノネボンテンカ。
そして、「シロ」です。この日も金魚を狙っているようです。
この花の正体を知りたいのですが、まだ分かりません。おそらく、オオカナダモだと思うのですが。(追記2021/12/14:後で調べてみると、ミズオオバコのようです。こちらを参照してください)
これはコノシメトンボ。
そして、最後はフタモンアシナガバチ。触角の先端が曲がっているので♂でしょうか。
雑談)今日はコロナウイルス SARS-CoV-2の変異株の命名法の論文を読んでみました。
A. Rambaut et al., "A dynamic nomenclature proposal for SARS-CoV-2 lineages to assist genomic epidemiology", Nat. Microbiol. 5, 1403 (2020).
この論文です。普通、生物の名前は種、亜種とかタイプとかで名前をつけられるのですが、コロナウイルスのように変異株が次々とできてくる場合にはそれに対応するような命名法が必要です。それが、"dynamic nomenclature"(動的命名法)という意味のようです。SARS-CoV-2の場合、祖先型につながる二つの系統があって、それぞれ、A, Bというアルファベットで表します。その下の系統は新しい系統が現れるたびにドットと数字でつないでいきます。そして、数字が3つつながると、次は新しい系統としてまたアルファベットから表すというルールのようです。例えば、アルファ株はB.1.1.7、デルタ株はB.1.617.2という名前が付けられています。ただ、どれを新しい系統とするかという基準についても書かれていたのですが、何度読んでも分かりませんでした。