奈良散策 第666弾
12月16日、春日大社の御旅所の下見をした後、浮見堂に行き、その後、頭塔(ずとう)を見に行きました。御旅所の下見の写真は昨日載せたので、残りの写真を載せます。
この日は高畑駐車場に止めて、歩いて御旅所に行きました。その途中、アセビのつぼみが以前見たときより大きくなったようです。
飛火野の向こうには若草山が見えています。
そのすぐ右側には高円山の大文字が見えました。
如何にも「奈良」、という景色です。
片岡梅林にはシジュウカラがいました。
この後、御旅所に行き、一之鳥居に寄った後、帰りは浮御堂に行ってみました。
この時期になると、浮見堂に観光客はまったくいません。
中でゆったりとすることができました。
池にはマガモがいっぱいです。
探すとホシハジロが混じっていました。
それに、
岸にはダイサギがいました。
この後、頭塔(ずとう)に行ってみました。頭塔というのは奈良時代に作られた仏塔です。「奈良まほろばソムリエ検定」によると、767年に東大寺権別当実忠が造営したという記録があるそうです。昭和晩年以降の発掘調査によると、時期的に上下に分かれていて、下段は方形でこの上に石積みの三重塔が載っていたと推定されているそうです。上段は瓦葺き石積みの七重塔になっているとのことです。
この写真の場所には「ホテル ウェルネス飛鳥路」が建っていて、以前、泊まったことがありました。その時に頭塔は見学したことがあったのですが、今はそのホテルも解体されていました。公共の宿を引き継いだ(ネットを見ると、「厚生年金飛火野荘」だったそうです)、ゆったりとした気分になれるホテルだったので、ちょっと残念です。
お陰で頭塔はよく見えるようになりました。これは北側からみたところです。
そして、これは東側から見たところです。
瓦屋根の下には石仏が納められています。
こんな石仏が全部で27体もあるそうです。
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