高級チョコレート、ゴディバを知ったのは前に勤めていた会社の社長が、
海外出張に行くたびにお土産として、従業員に買ってきてくれたのがきっかけでした。
もちろん日本でも手に入りますが、そのお値段からおやつ感覚で買おうという気にはならず、もらって嬉しいお土産の一つでした。
先日、ハワイ土産にゴディバのチョコレートビスケットを頂きました。
ビスケットはサクッとザクッの間ぐらいの歯触りで、
その上に、お馴染みのプレート状のチョコレートが張り付いている感じでした。
夜、母と二人で
「おいしいね(*^。^*)一気に食べるのはもったいないから、また明日みんなで食べよう。1人3枚ずつだね」
と言って箱を閉じました。
次の日、午前10時近くなって、母が悲鳴をあげました。
「お父さん、それ何枚食べたの?」
なんと、なんと(-“-)父は朝食代わりにゴディバのチョコレートビスケットをバカ食いしてしまったのです(T_T)
残っているのはわずかに3枚のみ。
「それ、甘すぎてまずいなぁ。おいしければ全部平らげるところだったけど。」
ゆ、許せん(>_<)一人占めしておいてその言葉<`ヘ´>
父には高級なものも、そうでないものも全く関係ないのです。
「そこに山があるから登るのだ」
という登山家のように、
「目の前にお菓子があるから、湿気ってしまう前に片づけるのだ」
と言って食べてしまうのです。
タバコをやめてから常にこの調子で、いつか糖尿病になって
過酷な治療を余儀なくされる日が来るのではないかと、私は心配でたまらない。
せめて、「食べたくて食べた。おいしかった」というなら、
「私たち、大人だし、仕方ないか」と言えるのに、
食べてしまったあとでバツが悪いのか、(基本、ごめんなさいが言えない人です)
「どうせ古くなって捨ててしまうのだから、まずいのを我慢して俺が無理に食べた。」
と言うのです。
人間、食べられる食事の回数は限られているのだから
もっと食を楽しんだらいかがですか?
今年も星は見られそうにないですね。
仕事が終わり、店を出ると空はどんよりしていました。