小田原城のんびり散歩

大山で大汗をかいた後、小田原で一泊しました。
いつも通り朝早く目が覚めたので、小田原城をお散歩。
いいお天気です。



ツワブキが満開でした。


この大きな木は小田原市指定の天然記念物のイヌマキです。
こんなに大きな木になるんですね～



幹回りが4.5mもあるそうで、小田原で一番大きなイヌマキなんだそうです。
樹齢の記載はありませんでしたが、相当古いのでしょうね。
根元に至っては、周囲6mもあるそうですが、残念ながら柵があって近づくことができませんでした。


お城に来て木に興奮してどうする（笑）
ここ小田原城は戦国時代、北条氏の居城で、上杉、武田両氏の攻撃に耐えた名城です。
その後、豊臣秀吉の大軍に攻められ、無血開城。（端折りすぎ・・・笑）
北条氏没落後に城主になったのは大久保氏で、多少入れ替わりはあったものの、江戸時代に続きます。
小田原城は江戸時代に２回の大地震で倒壊し、そのたび再建されましたが、明治時代に解体。
現在の天守閣は復元で、周りは小田原城公園として整備されています。

ということで入ります。
本丸正門の常盤木門。
常盤木は常緑樹のことで、本丸にあった７本の松の木に由来するそうです。
一門の永遠の繁栄を願ってこの名が付けられたとの説明がありました。


とても堅牢な門です。
　

その七本松で現存するのはこちらの巨松のみ。
現在は市の天然記念物に指定されています。


本丸。
菊花展が行われていましたが、早朝なので見られませんでした・・


天守の屋根には鳥がたむろ。
最初はムクドリだけでしたが、カラスが乱入して鯱のてっぺんを奪いました。


綺麗なお城ですね～


お城の横に報徳二宮神社という神社があったので入ってみました。

社殿です。
こちらは小田原の偉人、二宮尊徳をお祀りする神社なんだそうです。

二宮尊徳といえば、昔は薪を背負いながら本を読む二宮金次郎の像がどの小学校にもあったそうですね。
今の子供にその写真を見せると、
「歩きスマホといっしょやん、本よみながら歩いたらあかんねんで～」と言ったとか言わないとか・・・

ありました！


そして、大人になって、農政家になってからの「尊徳像」もありました。
子供の時のイメージが強いので、ちょっと違和感あるかも・・

ということで、短時間ですがお城散歩楽しみました。
久しぶりの家から遠く離れた休日、リフレッシュできましたよ～

ラストに、帰り際、常盤木門の前の塀に止まってくれたジョビ太くんです。

【撮影：2021/11上旬　小田原市】