








講師 熊谷 達也
開場 紫波町 あらえびす記念館ホール
作家になったきっかけの話しを詳しくしてくれました。
宮城の田舎育ちの作家は学生時代の仙台での浪人生活は都会の誘惑に負けてまったく勉強に身が入らずにやがて故郷に戻り猛勉強の末に三浪して大学にようやく進学できたようです。
その大学生活はオートバイに夢中になりツーリングを通して郷土やその自然にふれたことがやがて小説にいかされていると話されていました。
卒業後は教師になり首都圏から地元宮城に移り今回震災の大きな被害を受けた気仙沼にも赴任していたようです。
やがて自身が不登校におちいり退職を余儀なくされその後は保険の代理店の職をえたようです。以前より興味を持っていたヒグマ、またぎを題材にした小説を書き新人賞をかわりきりに小説を次々発表し現在の活躍があるようです。
その人生において転機があったりこの震災において小説を書くことを断念も考えられたが震災前と震災後の生まれ故郷の状況を描けられる作家はいないと言う思いに至り今後も作家活動を続けて行く決心をしたようです。
作家の話しは同じ東北人らしくとても親しみの持てる口調でした。
またJA生活雑誌「家の光」に『星降る丘』を連載中です。なおおすすめ作品は『漂泊の牙』になります。
ついしん
あらえびす記念館は銭形平次で知られる野村胡堂のふるさと紫波町にあります。
文章講座の案内は主題とは関係ありますんので興味がおありでれば同館のホームページをごらんください! ちなみに文章講座に通ったことがありますけどねぇ…(笑)