

記念講演
[原発事故後の希望を求めて]
鎌仲 ひとみ氏
[ミツバチの羽音と地球の回転]監督
鎌仲監督はドキュメント番組を数多く手がけてきました。
その監督の転機なるきっかけがイラクでアメリカ軍が使った劣化ウラン弾の汚染の後遺症で亡くなる子ども達を見たことが始まりでした。
その内部被爆の恐ろしさを伝える中広島の原爆被爆者の存在を知りそのことを題材にした[ヒバクシャー世界の終わりに]を発表します。
次に原子力関連の[六ヶ所ラプソディー][ミツバチの羽音と地球の回転]に続きます。
今の原子力行政は、再処理も上手くいかず破綻していることを切々と訴えていました。
国が定めた放射能汚染の暫定規準値は大人でも高いためより低い子どもを守る数値の必要なことをこれからはいかに内部被爆を少なくしていくかが課題なようです。
今が日本の原発依存体質をかえられる転換期にありそれは一人一人の意識をより安全な発電を求める声として上げる時です。