ボロディン・弦楽四重奏曲第2番より「ノクターン」
この曲との出会いは、中学生の時、いつも勉強する傍らに聴いていたラジカセ。
そろそろ眠くなる23時過ぎに、NHKの「夜の調べ」という30分間の番組があり、
そのオープニングとエンディングでそっと流れる曲が素敵で、
だれの何という曲だろうなー、と思いながらそのままで、
社会人になってたまたま買ったCDの中での再会でした。
作曲者のボロディンは、ロシア国民楽派5人組の一人、
医師でも化学者でもある多才な人だったようです。
遠くから語りかけてくるようなメロディーが
重なっていくうちに、穏やかに眠りにつくよう。
深まりゆく秋の夜に聴きたくなる一曲