lemonの日記

音楽、トールペイント、パン、猫のみかん

グレンツェンコンクールの予選

2015年10月09日 | 教室の風景

4日の日曜日は、生徒さんのグレンツェンコンクールで、

びわ湖ホールに行ってきました。

これはロビーに置かれたピアノで、テラス側のガラス戸を開けると、

もう琵琶湖です

 

朝10時半、無事に着いて生徒さんと少しお話。

「楽しい気分で、のびのび弾こうね

小学3,4年の部のAコース課題曲は、ディアべリの「小品」、二拍子の踊り。

「アレグレット」は、<少し速め>、の意味だけでなく、<軽快に>、という意味も持っています。

出だしの4分音符の「ポルタート」の長さや表情が、

生徒さんによって、いえ、教室によって・・でしょうか、

いろんな解釈があり、勉強になりました。

この位の学年までは、先生の言ったり弾いたことを聴き覚え、まねることから学ぶことも 多いようです。

 

お昼には、一緒に琵琶湖側に出て散歩したり、お茶を飲んだりして休けいです

 

夕方から小学5,6年の部。

どの学年にもA、B2コースがあり、好きなほうで受けられますが、

生徒さんは、だいぶ迷ってから、最終的にシンプルなAコースで。

シンプルな曲も、そのバランスや音色を大事にするのは同様に難しいです。

課題曲は「くちごたえ」という、2声のかけ合いが楽しい曲。

お母さんも、

「この曲は私と子供のいつもの言い合いをイメージしたら、と話してきました。」

 と、にこにこ。

このくらいの学年になると、音色の違いもさらに表れてきます。

また、一見(一聞、ですね)下の学年の方が粋に弾けているように感じますが、

これは、「まね」から自分で「考える」演奏になってきたからと思い、

成長過程を見守りたいところです。

 

また時間が過ぎ、結果発表 。

生徒さんは優秀賞をもらって、本選へ。

よかった、おめでとう!

個評は次のレッスンで見せてもらい、私も勉強しますね。

長い1日でしたが、がんばって舞台に立った全員に拍手です。