今、大人の生徒さんと中学生の生徒さん、たまたま二人が練習している曲です
コンソレーションは「なぐさめ」という意味で、
リストの6つのコンソレーションの中で最もポピュラーなこの3番、
たまにドラマやCMでも流れているように思います
変二長調のあたたかな色合い、静かなアルペジオでの始まり、
同じリストの「ため息」や、ショパンのノクターン第8番に似ていると思ったり、
シューベルトのアヴェマリアのような、敬虔な感じもしていると私は思うのですが、
どうでしょうか
それぞれのメロディーの終わりの16分音符、
一人の生徒さんが、明け方の星が消えていくように感じます、と、
もう一人は、小鳥の声がどこかでこだましているようです、と話していました。
いろんなイメージを持って弾いてくださっているなと感心しています。