ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

今日は、終戦記念日です。

2013-08-15 14:30:32 | 思い出
先日、部屋を片付けていたら、鉛筆書きの下手糞な字のハガキが出てきた。

息子が小学校5年生のとき、ハチ高原の自然学校に1週間ほど行って、そこから家に送ってきたハガキだ。
あて先はねこ吉が書いてやって持たせたようだ。

ねこ吉が過保護で育てた息子は、それまで一人で外泊をしたことがなかった。
留守中、今頃どうしているかと心配ばかりしていたらハガキが着いた。

「ハチ高原は素晴らしいです。空気は美味しいし、谷常(宿舎の名前)はいいところです。
大変なのはお風呂に10分で入らなければいけません。でも大丈夫

と書いてあった。

「でも大丈夫。」は小さな字で、あとで付け足したような・・・。

当時中学2年生だった娘と一緒に読んで、

「疎開児童の手紙みたいやなぁ。」

「このハガキは先生の検閲が入ってるね。」

と笑いながら言い合ったことを思いだした。


しかし、笑い事ではない。
現実にこんな手紙を疎開先から我が子が送ってくる日が来たら大変だ。
そう思うと寒気がした。


息子の手紙の続きには、

「PS 幽遊白書スラムダンクセサミストリート忍たま乱太郎を三日間とっといてね。

と姉にビデオ録画予約を頼んでいた。

アニメばっかり見てたんだなぁ・・・。
息子にとって、お気に入りの番組が見られないことが最重要事項だったんだ。
平和です。




最近の風潮、憲法9条を見直す?

冗談じゃない!二度と戦争はしてはいけません。

我が子を集団疎開にやったり、戦地に送るようなことが二度とあってはなりません。
戦争を命令する人は戦争に行きません。その家族も、おそらく免れるでしょう。

被害にあうのは、何時の時代も一般国民です。