![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/72/8fc54a7f5bc8cef2dfdaae805a6d03d0.jpg)
もう一度桑の実ジャムを作りたいと思っているので、少しずつ公園に拾いに行っている。
冷凍庫に入れて、1,2キロぐらいになったら茎をとってジャムを炊きたいと思っている。
何だかんだ用事があって、桑の実を取りに行けない日々だった。
13日だったと思う。8時前に最低限眉だけ描いて、黒いトレーナーを着て公園に出かけて行った。
桑の実は盛りを過ぎたのか、実は小さ目、落ちている量も少なかった。
それでも桑の木の下をグルグル回って、しゃがんだり立ったり、膝のリハビリをしているような状態で実を取っていた。
ねこ吉の前に立ちはだかるオレンジのTシャツを着たお婆さん?服装だけ若い人だった。
実を拾いたいのだったら自分で拾ってね。ねこ吉はアンタの邪魔はしませんよ。
「腰が痛くて拾えない。」という。
悪いけどアンタの分を拾ってあげることは出来ないわ。
「拾ってどうするの?」と聞く。
「ジャムを作るんです。」と言って、その人から離れて行った。
そこへ、自転車に乗ったねこ吉と同年代か少し上だと思われるお婆さんがやって来た。
オレンジTシャツの人と喋っていた。拾った桑の実を渡していた。
その内、オレンジTシャツの人は帰って行った。
自転車の人が、「この実をどうするの?」と聞いてきたので、「ジャムにするんです。」というと、「ヤマモモですか?」と言う。
「桑の実ですよ。」と教えた。
その人は拾った実をねこ吉にくれて、「1週間前なら大きいのがたくさん落ちていたのにねぇ。」と言った。
「奥さん(関西では誰にでも「奥さん」と呼びかける。)、この間この辺りを4時半頃散歩をしてたら、この木の近くで喧嘩してるような声がするので見てみたら、中国人のご夫婦が懐中電灯持ってこの実を拾ってましたよ。」
ヒエェ~!毎日のように早朝に夫婦でごっそり取って行かれたら、ねこ吉が8時頃に来ても無いはずだわ。
スーパーでも見かけたらしいから、中国人夫婦はこの辺りに住んでいるんだろうね。桑の実ジャムを作って売ってるんじゃないだろうね。
「奥さんも早く来たらいいわ。」と言って自転車に乗って帰って行った。
ガックリしてねこ吉も帰ることした。
それにしても、アンタも4時半に散歩って早すぎない?
ねこ吉は、中国人夫婦の先を越すようなことは、とてもじゃないけど出来ないわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/33/cb7ad7c0fa6bcd5ba7c8a1de5a9e1901.jpg)
ムクドリが桑の実をつついてちょっと食べては、別の実を食べていた。食い散らかすな!
ねこ吉は、機嫌が悪いんだよ。