ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

さよなら、動物のお医者さん

2022-04-03 19:38:45 | 映画 ドラマ 観劇 展覧会 読書


メルカリに出していた「動物のお医者さん」が今朝売れた。
早速、包装してコンビニから発送した。

何処のどなたが買って下さったか判らないけど、どうぞ可愛がってやってください。
「楽しいマンガです。」と商品説明欄にコメントを入れていた通り、ねこ吉、いや、家族で楽しんだ。



H大獣医学部に通う西根公輝、通称「ハム輝」と飼い犬のシベリアンハスキー犬チョビのお話。
あれだけ街で見かけたシベリアンハスキー犬を、最近は全く見かけません。どうしたんでしょうね。
「いつも顔が苦悩しているね。」と我が家では言ってたっけ。


西根家には、最強の祖母と、最強のニワトリ「ヒヨちゃん」と、大阪弁の猫「ミケ」がいる。

ハム輝の親友、二階堂は大のネズミ嫌い。よくまあそれで、獣医学部にいるなぁ。

体温が異常に低い院生、菱沼聖子。(我が家では体温が35度台になると「菱沼聖子状態」と言っていた。)

何でも破壊する漆原教授。etc...

皆一風変わった人たちや、動物たちがたくさん出てきた。

ねこ吉は、大阪弁の猫ミケがお気に入りだった。

子どもたちは、傍若無人な漆原教授が好きだった。



ねこ吉も、子どもたちもこのマンガで、色々な動物の習性を学んだ。

「カラスには気をつけろ!」

家族の合言葉になった。

カラスがどれだけ頭がいいか、そして、人間に仕返しをするかを知った。


それから、漆原教授の汁粉爆弾。

教授は、汁粉の缶詰が好きで、研究室のストーブで缶詰を温めたまま忘れてしまい、缶詰が温まり過ぎて爆発。
ここは、何度読んでも笑えた。



この表紙のマンガを買ったときの話。

確か、娘が中2、息子が小4だったと思う。

義母と子どもたちとねこ吉4人で、お盆の頃、豊中のお寺にお墓参りに行った。
当時、お寺に来た子供が退屈しないように、無料の金魚すくいや、スーパーボールすくいなどの屋台が出ていた。

釣った金魚をビニール袋に入れてもらって帰った。

その日は「動物のお医者さん」のマンガの発売日だった。
待ちきれない子供たちに、帰り道の本屋で買ってやった。
いつもふてぶてしいミケのいたいけな幼少の頃の表紙絵。

義母が、「昼ご飯を食べよう。」と言ったのでうどん屋に入った。

子どもたちは、喧嘩をしながらマンガを取り合って読んでいた。

金魚を入れたビニール袋をうどん屋の椅子の背に引っ掛けた。

阪急電車に乗ってから、金魚を忘れたことに気づいたけど、誰も残念とも思わなかった。

水槽に入れて飼っても、世話をするのはねこ吉。
どうせすぐ死なせてしまうし・・・。

うどん屋さんは、あの金魚をどうしただろう・・・。

そんなことも思い出したわ。

長い間楽しませてくれて有難う。さよなら、「動物のお医者さん」





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