メルカリに出していた「動物のお医者さん」が今朝売れた。
早速、包装してコンビニから発送した。
何処のどなたが買って下さったか判らないけど、どうぞ可愛がってやってください。
「楽しいマンガです。」と商品説明欄にコメントを入れていた通り、ねこ吉、いや、家族で楽しんだ。
H大獣医学部に通う西根公輝、通称「ハム輝」と飼い犬のシベリアンハスキー犬チョビのお話。
あれだけ街で見かけたシベリアンハスキー犬を、最近は全く見かけません。どうしたんでしょうね。
「いつも顔が苦悩しているね。」と我が家では言ってたっけ。
西根家には、最強の祖母と、最強のニワトリ「ヒヨちゃん」と、大阪弁の猫「ミケ」がいる。
ハム輝の親友、二階堂は大のネズミ嫌い。よくまあそれで、獣医学部にいるなぁ。
体温が異常に低い院生、菱沼聖子。(我が家では体温が35度台になると「菱沼聖子状態」と言っていた。)
何でも破壊する漆原教授。etc...
皆一風変わった人たちや、動物たちがたくさん出てきた。
ねこ吉は、大阪弁の猫ミケがお気に入りだった。
子どもたちは、傍若無人な漆原教授が好きだった。
ねこ吉も、子どもたちもこのマンガで、色々な動物の習性を学んだ。
「カラスには気をつけろ!」
家族の合言葉になった。
カラスがどれだけ頭がいいか、そして、人間に仕返しをするかを知った。
それから、漆原教授の汁粉爆弾。
教授は、汁粉の缶詰が好きで、研究室のストーブで缶詰を温めたまま忘れてしまい、缶詰が温まり過ぎて爆発。
ここは、何度読んでも笑えた。
この表紙のマンガを買ったときの話。
確か、娘が中2、息子が小4だったと思う。
義母と子どもたちとねこ吉4人で、お盆の頃、豊中のお寺にお墓参りに行った。
当時、お寺に来た子供が退屈しないように、無料の金魚すくいや、スーパーボールすくいなどの屋台が出ていた。
釣った金魚をビニール袋に入れてもらって帰った。
その日は「動物のお医者さん」のマンガの発売日だった。
待ちきれない子供たちに、帰り道の本屋で買ってやった。
いつもふてぶてしいミケのいたいけな幼少の頃の表紙絵。
義母が、「昼ご飯を食べよう。」と言ったのでうどん屋に入った。
子どもたちは、喧嘩をしながらマンガを取り合って読んでいた。
金魚を入れたビニール袋をうどん屋の椅子の背に引っ掛けた。
阪急電車に乗ってから、金魚を忘れたことに気づいたけど、誰も残念とも思わなかった。
水槽に入れて飼っても、世話をするのはねこ吉。
どうせすぐ死なせてしまうし・・・。
うどん屋さんは、あの金魚をどうしただろう・・・。
そんなことも思い出したわ。
長い間楽しませてくれて有難う。さよなら、「動物のお医者さん」