さて、昨日のブログの続きです。
ドラム、吹奏楽のことで思い出した事があるので書いておきたいと思う。
うちの家族はたぬ吉の転勤で、松戸から神戸に引っ越してきた。
娘は中1、息子は小4だった。
それぞれの学校に新学期から転校した。
娘は松戸に比べて校則が厳しい中学校に不満を持っていた。
部活にも入っていなかった。
2学期に秋、音楽の先生に、「吹奏楽に入部してくれないか?」と言われ、部活に入っている方が高校入試の内申点がよくなると言う噂を聞き、しぶしぶ入部した。
何の楽器も出来ないので、パーカッションに入った。
確か、女子3人のところに入ったので、楽器の取り合い、女の闘い。
いじめにも遭った。何とか耐えていた。
吹奏楽部で、練習中に先生の目を盗んで飴を食べるようになっていた。
疲れるし、お腹も空くし、無理もないかとねこ吉は思っていた。
誰かが飴の包装紙を廊下に落した事から、先生に見つかり部活は停止。
一人一人、担任に呼ばれ尋問された。
娘は最後に呼ばれた。「やってない。」というと皆で約束したので、娘は黙っていたらしい。
前の3人は口を割っていたらしい。
家に帰って来て、経緯を話し、「約束したから、私は何も言わなかったのに。」と憤慨していた。
翌日は、進路決定にも影響のある実力テストの日。
「早く、勉強しなさい。」とねこ吉は言った。
そこへ、担任から電話がかかって来た。
「お宅のお子さんが、部活で飴を食べていました。皆食べたことを認めているのに、黙ってました。
明日、反省文を書いて提出するように言っておいてください。」と言われた。
最後まで口を割らなかった娘に腹も立ったのだろう。
「飴を食べていたことは知っています。(ねこ吉はそれほど悪い事と思っていなかった。)
明日は、実力テストですから、反省文はテストが終わってからではいけませんか?」
とねこ吉が言ったら、「ダメです。」と言われた。
そんなに大したことと違うやん!実力テストの方が大事やわ。
「先生が、テスト済んでからだったらアカンといってるから、『すいませんでした』と書いて早く勉強をしなさい。」と言ったら、
娘は、「私はみんなとの約束守っただけ。悪い事なんかしてない。」と言って泣いてた。
そんな事件もあったけど、娘は部活でドラムを叩いていた。文化祭では、「アラジン」の「ホール・ニュー・ワールド」を叩いた。
また、誰が叩くか女の戦いがあったらしい。
東灘警察署に行って演奏をすることになり、ドラムを学校から警察署まで護送車で運んでくれた。
演奏者の娘も護送車に乗ったらしい。
「金網が張ってあったわ。私、窓から手を振った。」と言って笑ってた。
アンタ、貴重な体験をしたねぇ・・・。
映画を見て、遠い遠い昔のことを懐かしく思い出した。