今日は楽しいドラマを紹介します。BBC制作の
「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」
BBC制作だけあって、本格ミステリー。しかも、コメディタッチ。
ゆるーいストーリーがとてもいい。こういうの大好きです。
テイストは「名探偵モンク」にちょっと似てるけど、何しろ舞台がシェイクスピアの故郷、ストラトフォード・アポン・エイボンときては、もう中世の街の雰囲気そのまま。まるでシェイクスピアの世界にまぎれこんだみたい。そこで繰り広げられる殺人事件の数々を解決していくという設定がユニークです。
主人公は元警察官のフランク・ハサウェイと元依頼人のルー・シェイクスピア。そして助手のセバスチャン。彼は俳優志望の若者。
三人の探偵事務所は古い木造の建物の二階(「アウトランダー」に出てくるジェイミーの印刷所みたいな木造建築)そこから見える風景も現代とはまるで違い、まるで歴史の中にまぎれこんだよう。
そして、そこで起きる殺人事件の数々。ミステリーというからには殺人事件が起きないとね。そして、あれやこれやあった後、からみあった謎をこの三人が見事に解いていくというわけ。
一話完結というのもいいです。
特に主人公のフランク・ハサウェイとルー・シェイクスピアの二人がちょっと太めで、犯人を追いかけてもぜいぜい息を切らしたり。決してカッコいいとはいえないところがまたいい。ルーはいつも何かつまんで口もぐもぐしてるしね。セバスチャンは仕事そっちのけで俳優の修業中だし。
このセバスチャンがすごくハンサム。
この役者、絶対売れると思う。すらりと背が高く顔立ちが整っていて綺麗。
事件が起きるたびに彼は潜入捜査と称して事件現場に潜入するのだけど、時にナースに、時にコックに、そして時に女装しと変幻自在。何をやらせても様になる。それでいてユーモラス。
というわけで、事件が起きるたびにこの三人が否応なく巻き込まれ、危うく命を落としかけたりもして、でも毎回きちんと謎が解かれ、めでたしめでたしとなります。
こういうドラマは見ていて安心できるし、気持ちがふさぐ時なんかにうってつけです。
こういうのを一つか二つ、知っておくだけでもいいよ。いざという時の常備薬みたいにね。ちなみにシーズン2もamazonプライムで配信され始めたのだけど、こっちは有料なので見ようかどうしようか迷い中。そのうちフリーになるだろうから、しばらく待つかな。待つという楽しみもあることだし。