ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

アナと雪の女王2

2019-12-08 12:49:27 | 映画

 

久しぶりに映画館で映画を見てきました。

「アナと雪の女王2」

これは今年のベスト3に入ること間違いなし。もしかするとベスト1かもしれない。

(まだ「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」があるからね)

私はミュージカルはあまり好きじゃないのだけれど、帰宅後さっそくYouTubeで「アナと雪の女王2」のサントラを聞き、しかも夕べは一作目の「アナと雪の女王」までamazonで見ちゃったほどの熱中ぶり。

これくらいハマった映画も最近めずらしい。しかもミュージカルで。

これはぜひぜひ大人に観てもらいたい映画です。特に女性に。

ディズニーは最近プリンセス路線から少し外れて、ハリウッドの"Me too"運動を意識したのか、女性やマイノリティーの目線に沿った作品を作るようになってきた気がします。

大いに歓迎したいところです。
多くの観客を集めるエンターテイメントだからこそできることがあるはずで、私たちはこうした映画を通して世界の見方を少しずつ変えることができるのではないか、という希望を抱かせてくれます。

もちろん現実はもっと過酷なのだけれど、それでもこうした映画から勇気をもらえることは確か。
エルサが何度も何度も果敢に荒波に挑んでいき、ついに水の妖精(水の馬)を手なづけたように、私たちも何度も何度も失敗を重ねながら少しずつ前進していけるはず。そのための勇気をもらった気がします。

ストーリーはシンプルでわかりやすい。
今回も雪だるまのオラフやトナカイのスヴェン、そして新たに加わった火トカゲのサラマンダーたちがコミカルなシーンを見せてくれます。

でもテーマはけっこう深刻。

冒頭で、エルサとアナが子どもだった頃、お母さんが語ってくれた昔話がキーポイント。
かつてアレンデール(エルサとアナの国)は北の先住民族と戦ったことがある。その原因は定かではない…

ある晩、どこからか聞こえてくる呼び声がエルサを駆り立てます。
この平和な暮らしを捨ててまた冒険に行くなんていやよ、でも、エルサの内なる声はその冒険を求めていたのです。
そして、エルサは再び自分探しの旅にでます。なぜエルサにだけ魔法の力があるのか、それを突きとめるために。

というわけで、これ以上書くとネタバレになるので、今回は本当に本当にぜひ観てほしいのでこの先は書きませんが、
キーワードは「水の記憶」(”Water has memory")

これを見たとき、私はオオ! と思いました。エルサの魔法が氷の魔法であることを考えるとごく自然な成り行きなのですけどね。
最後のシーンではもうボロボロ泣きながら見ていました。

映画館で泣きながら見る、というのも久しぶりの感覚でした。
映画館を出た後も感動してどこにも寄る気になれず(ビックカメラで加湿器を買うつもりだったのだけど)まっすぐ帰宅。さっそくYouTubeで「アナと雪の女王2」のサントラを探したというわけです。

今回は音楽もいいのよ。
https://www.youtube.com/watch?v=a1HL26K1nL0

女性必見。もちろん男性もぜひ観てほしい映画です。



コメント
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