寝転んで空を見る

山高きを厭わず 海深きを厭わない

2011夏の大縦走~帰り道・寄り道編~ (10th day)

2011年10月07日 | 2011北アルプスの旅

8月6日、夜明け前に目を覚まして朝食を取る。

天気は晴れ時々曇り。

テントに穴が開いてしまったが、未だ2日は北アルプスに居られる。

やっぱりもう少しだけ山を登るか?

以前からやって見たかった『のんびり上高地でキャンプ』をしていくか?

結局キャンプを選択。

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6時過ぎに、ここ涸沢を出発、横尾へと下って行く。

目的地は『徳沢』。

今日は大好きなあの旧牧草地でキャンプ。

 

横尾大橋を渡って横尾に到着、そこから徳沢へ向かい20分ほど歩いた所である生き物に遭遇。

なんと『熊』!(小熊)

Img_0552くま

俺から2m程の所で草を食べていた。

小熊は可愛い、しかし母熊が側に居るはずだが姿は見えない。

人の気配がする為何処かに潜んで居るのだろう、梓川の川原の方か?

辺りに注意しながら小熊(ラブラドールより一回り小さい位?)を撮影。

残念ながら全ての写真が『ブレ』てしまった。(暗かったので、自動でシャッタースピードが遅くなっていた様だ)

その後すれ違う人に、近くに居るであろう『親熊の存在』を警告しながら徳沢へ向かった。

 

8時前に徳沢へ到着。

受付を済ませてテント設営、500円水もトイレも0円。

徳沢には何組かの子供連れキャンパーの姿があり、其々キャンプを楽しんでいた。

Img_0559  Img_0562

草の上に寝転んで、アイスを食べたり小説を読んだり贅沢な時間を楽しむ。

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この日も夕立があり、夕方からはテントの中に篭りっきりになった。

19時過ぎに就寝。

 

22時頃テントを叩く雨音の中、ふと目が覚めた。

嫌な予感がしたので明りをつけると、昨日の穴のせいでテントの床面積の1/3が浸水していた。

一瞬頭が真っ白になったが、水をすくい出し、テントの穴の下にクッカーを凸状に敷いて浸水を防いだ。

ほんと、今回は雨にやられっ放しである。

取り合えずこの後は、何とか眠る事ができた。

 

                                                    つづく


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