写真はローソンで買ってきた「骨みたいなパン」です
断面が本物の骨みたいです
このパンを切ってみていると職業柄いろんなことを想像してしまいます
周りのパン生地の部分が実際の骨だと「皮質骨」と呼ばれ、硬くてあまり血が通っていない部分になります
中心のミートソースの部分が実際の骨だと「海面骨」と呼ばれ、スポンジ状で血液が豊富に通っています
いわゆる骨髄と呼ばれる部分になります
皆さんの歯の根の部分はこの骨の中に埋まっています
インプラントを入れるとこの骨の骨髄の部分の骨の構造が変化してインプラントを支えるように強度があがります
矯正治療で歯を動かすときは基本的にこの骨の中で歯の根の部分が移動しますのでそれ以上に動かしてしまうと歯の根の部分が骨より露出してしまいます
歯周病はこの歯の周りの皮質骨や海面骨が吸収し失われていきます
また放置しておくと骨が炎症を起こして石灰化したり骨髄炎を起こしたりします
このパンでこんなことを考えながら食べるひとはいないと思います
ちなみに美味しかったです