のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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圧倒される山容美-上高地

2010年06月22日 10時54分00秒 | 旅行

添乗員の時代 何度 上高地を訪れたか
年に3.4回としても 30回近く行っていることになる
それでも なお行って見たい お勧めしたい魅力がここにある

いきなりバスターミナルまで行って 河童橋の賑わいに身を置いても良い
しかし ここは導入部から 楽しめる
中部縦貫道の安房トンネルの分岐より 更に前から窓外の景色に惹かれる

松本方面から来て 東京電力の3つのダムも素晴らしい
奥深い谷底と 満水の水面が その威容を感じる

やがて両側の山は峻険に聳え立ち 厳しい山肌を見せる
雨天には 低い雲の下から にわかの滝が現れよう

釜トンネルは 以前バスのすれ違いも難しいほど荒れて狭かった
今では改良したトンネルが 上高地のゲートとなる

まもなく左手に焼岳が見えてくる 活火山のけむりが漂う
そして その裾にかっての噴火でせき止められた浅い池が広がる
梓川に出現した大正池である

河原や流れの中に枯れ木が 寂寞感を誘う
ここでバスを降りて 河童橋へ向かうコースが無理もなく素敵な散策路となる
早い人で40分 そんなに急いでは勿体無い 自然の風景がある

焼岳と大正池 そこから望む穂高の山並み
まるで外国の地にあるような錯覚さえ覚える
穂高に残雪があれば それはもう一枚の絵葉書のようでもある

梓川に沿って 時には離れて林の中 時には板が敷かれた遊歩道
本流から離れた小さな支流には いわななどが泳いでいる
田代池の辺りで見る正面の穂高も抜群 思わずカメラが向けられる

やがて川岸を歩くようになり 上高地を世界に紹介したウエストンのレリーフ
土手に座って昼飯にしたり 散在するホテルのコーヒーもひときわ美味しい
鴨やおしどりの姿も見える

5月に来た時には 道の行く手を熊が右から左へ歩いていた
観光客がカメラで写しているが 添乗員は落ち着かない
こちらへ向かってきたら 防御しなくてはならない

幸い 山林の中へ消えていった
猿にも この辺では良く合う
以前は 明神池の周辺に沢山居た

なんと言っても ハイライトは河童橋からの穂高
夏の賑わい時には カメラも向けることも難しい混雑である
この橋の袂のホテルで チーズケーキとコーヒーが人気だ
すこし並ぶが 散策後の疲れを飛ばす味である

バスターミナルは ここから5分
帰りのバスは 心地よい眠りの中にあるだろう

      のびたのホームページ

コメント (2)
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