愛される人になろう

施設へ訪問すると　わずかだが　他人に馴染めない方がいる

笑顔が少なく　感謝の言葉も無い　他人と衝突する

過去の栄光を　そのまま　引きずっている方

どんな生き方をして来たのだろう

ホームヘルパーさんの日常を聴く

家庭に訪問して　身の回りの世話をしてくる

自身が満足に動けない　苛立ちもあるのだろう

介護保険や料金を払っているから当然と見る

しかし　世話をする方は　同じ人間だ

有難うの一言で　どんなに世の中　明るくなるだろうか

性格はすぐに変えられないが　努力すればある程度　明るくなる

社会が悪い　政治が悪い　会社が悪い　家族も悪い

こんな見方ばかりしていると　楽しみも幸せも遠のいていく

これでは　愛されるどころか　心は傍に近寄りがたい

褒め上手という言葉もある

嘘でも良いから　相手を褒めよう

けなしたり　小言を言ったり　言ってはならない言葉の連続だとしたら

相手は　当然良い気持ちではない

だんだん　心の溝が深まり離れていく

不思議に有難うとか　相手を褒めていると　そのうちそんな気がしてくる

愛されたいと思うなら　まず自分を少しづつ変えていくことだ

自分の方が優れている

自分の意見が正しい

もしかしたら違っているかも知れない

仮に正当であっても　話し方一つで　受ける側が違う

笑顔を浮かべてみよう

自然に自分も周りの雰囲気も変ってくる

 

と　偉そうに書きながら自分に言い聞かせている

今日は　墨田の老人介護施設へ行く

 

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