昭和7年の婦人倶楽部の付録に こんなことが書いてあった
先日行った 下町風俗資料館から貰った冊子にある記事が私の興味を惹いた
そうか 私の生まれる前の時代に 現代に共通する女性の常識や理想像があったのだと
単に女性のみに求めるものでなく 私たち男性にも当てはまるものがある
好かれる 嫌われる これは育ってきた永年の生き方で人柄となって表れる
あわせて 親や学校での 教え方や躾にも多少は影響されるだろう
好かれる女 (抜粋)
程よい愛嬌 しかも無邪気な娘 お行儀の良い言葉遣いの上品な淑やかな女
年寄りを大切にする思い遣りの深い女 他人の陰口などは決してきかぬ慎み深い女
何ごとにも 感謝の念の篤い純情な女 秘密には錠前掛けて 必ず守る口数の少ない女
嫌われる女 (抜粋)
あら 違うわよと利巧ぶって何ごとにもでしゃばる女 その癖本人は いい加減なことばかり
誰にでも片っ端からケチを付けたがる女 ご飯よりも陰口の好きな女
欲ばかり深くて 他人の迷惑などは一切構わぬ女
機嫌はいつも晴れたり曇ったり まるで当てにならぬ天気予報みたいな女
遠慮が過ぎて尻込みばかりして 何を言ってもハキハキしない じれったい女
これ以外にも いろいとあったが こういう人居るなと 肯定しながら 時には笑いそうだ
昭和初期で 社会が現在とは大きく違うのに 言われることは すべてなるほどと感銘した
女性のあるべき姿 これは男性にも通じるものがある
もう一つ 主婦の心得いろは歌が紹介されていた
こちらも昭和12年発行で 私が生まれる少し前の時代である
それは 調理法や 作法など教えと ばあちゃんの智恵などの集積である
いろは歌抜粋
い いつまでも親の目からは子供なり 子供心になるが孝行
に 肉食えば 野菜を好かぬ人となり くすりくすりと頼む可笑しさ
へ へりくだり 凡て物事高ぶらず 下をいたわる心忘るな
り 悋気など するは女の恥と知れ 焼かば精々 狐色まで (悋気=やきもち)
れ 良薬は 口には苦きものぞかし 姑の小言 悪く聴くなよ
な 夏の頃 酢を買ったなら塩少し 混ぜておかぬと 早く腐らん
ま 前になり うしろになって 雛守る 鶴の心に習え母親
ゆ 油断すな 心にすきのある時を 悪魔は始終 ねらいおるなり
ん 運動は 体のためぞ のらくらと 遊ぶは病気 起こすもとなり
一つ一つ 今でも参考になりそうだ
こうして ばあちゃんから 娘へ そして孫へと 大切なものが教えられていった
現在では 何でもネット 親の言葉より安易に頼り ネツト信仰さえあるような気がする
にの項 を読んだら 思わず私も くすりと可笑しくなった
こうして 参考になること 教訓など 多くが私たちに与えられる貴重な教えになっている
親や教師や先輩は 子供や後輩 若い層へ こうして教育 躾 をする役目がある
人生の水飲み場まで案内するのが これからの生き方に多く影響するだろう
飲むか飲まないは自由だが それからの生き方 人柄 時には生死の分かれ目となる
興味深い 80年前の時代の紹介だった
最後までお読みくださいまして有難うございました
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先日行った 下町風俗資料館から貰った冊子にある記事が私の興味を惹いた
そうか 私の生まれる前の時代に 現代に共通する女性の常識や理想像があったのだと
単に女性のみに求めるものでなく 私たち男性にも当てはまるものがある
好かれる 嫌われる これは育ってきた永年の生き方で人柄となって表れる
あわせて 親や学校での 教え方や躾にも多少は影響されるだろう
好かれる女 (抜粋)
程よい愛嬌 しかも無邪気な娘 お行儀の良い言葉遣いの上品な淑やかな女
年寄りを大切にする思い遣りの深い女 他人の陰口などは決してきかぬ慎み深い女
何ごとにも 感謝の念の篤い純情な女 秘密には錠前掛けて 必ず守る口数の少ない女
嫌われる女 (抜粋)
あら 違うわよと利巧ぶって何ごとにもでしゃばる女 その癖本人は いい加減なことばかり
誰にでも片っ端からケチを付けたがる女 ご飯よりも陰口の好きな女
欲ばかり深くて 他人の迷惑などは一切構わぬ女
機嫌はいつも晴れたり曇ったり まるで当てにならぬ天気予報みたいな女
遠慮が過ぎて尻込みばかりして 何を言ってもハキハキしない じれったい女
これ以外にも いろいとあったが こういう人居るなと 肯定しながら 時には笑いそうだ
昭和初期で 社会が現在とは大きく違うのに 言われることは すべてなるほどと感銘した
女性のあるべき姿 これは男性にも通じるものがある
もう一つ 主婦の心得いろは歌が紹介されていた
こちらも昭和12年発行で 私が生まれる少し前の時代である
それは 調理法や 作法など教えと ばあちゃんの智恵などの集積である
いろは歌抜粋
い いつまでも親の目からは子供なり 子供心になるが孝行
に 肉食えば 野菜を好かぬ人となり くすりくすりと頼む可笑しさ
へ へりくだり 凡て物事高ぶらず 下をいたわる心忘るな
り 悋気など するは女の恥と知れ 焼かば精々 狐色まで (悋気=やきもち)
れ 良薬は 口には苦きものぞかし 姑の小言 悪く聴くなよ
な 夏の頃 酢を買ったなら塩少し 混ぜておかぬと 早く腐らん
ま 前になり うしろになって 雛守る 鶴の心に習え母親
ゆ 油断すな 心にすきのある時を 悪魔は始終 ねらいおるなり
ん 運動は 体のためぞ のらくらと 遊ぶは病気 起こすもとなり
一つ一つ 今でも参考になりそうだ
こうして ばあちゃんから 娘へ そして孫へと 大切なものが教えられていった
現在では 何でもネット 親の言葉より安易に頼り ネツト信仰さえあるような気がする
にの項 を読んだら 思わず私も くすりと可笑しくなった
こうして 参考になること 教訓など 多くが私たちに与えられる貴重な教えになっている
親や教師や先輩は 子供や後輩 若い層へ こうして教育 躾 をする役目がある
人生の水飲み場まで案内するのが これからの生き方に多く影響するだろう
飲むか飲まないは自由だが それからの生き方 人柄 時には生死の分かれ目となる
興味深い 80年前の時代の紹介だった
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