のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

工事現場のパネル倒壊して男性死亡 私の場合は

2014年08月22日 09時18分05秒 | うたごえ

 昨日 日本橋で工事現場を囲むパネルが倒壊して 歩行中の男性が下敷きになり死亡した

ある日突然襲う事故や事件と同じように 何時 起こるか分からない私たちの運命だ

事故で亡くなった方は気の毒であり 家族の悲嘆も想像出来る

 

なぜ 私が このニュースを取り上げるか 実は全く同じケースが私に起きた

その時の恐怖の印象と 助かった安堵感は 今でも甦ってくる

あれは 6.7年前のこと 午後のことである

 

添乗員のツアー打ち合わせを終えて 亀戸駅に降り立ち我が家へ向かっていた

資料その他 重いカバンを肩にかけ 京葉道路の歩道を歩いていた

工事現場がある 歩道の端まで 騒音瓦礫飛散防止のパネルが立っている

 

 

高さは4mくらい 長さは結構あって 30mくらいだろうか

さしかかって 何気なくパネルの上の方を見た

味気ないパネルなのに 何かが私を見上げさせた

 

中ほどまで来たら その上の方が微妙に揺れている

見ているうちに 振幅が大きくなり 私は危険を感じた

歩く方向の左側が京葉道路 車は頻繁に通っているし ガードレールがある

 

右側が今にも倒れかかって来る長く高いパネルだ

この間 何秒も無い 2.3秒のこと パネルの向こうで大きな悲鳴か絶叫が聴こえた

たぶん 失敗して 大変なことになる悲鳴だろう

 

私は走った カバンが重い およそ3秒くらいで端を抜けた

そのとたん パネルが一斉に倒れ 歩道をふさいだ

1秒遅かったら 私は下敷きになっていたかも知れない

 

 

息を切らしながら ああ 助かったと安堵した

ついで なんてことをするのか 工事現場に腹が立った

それでも私は無事 幸いにも 昼間に拘わらず他の通行者はいない

 

文句を言っても 被害があるわけではないし すみませんと謝るだけだろう

そのまま 家に帰ったのである

運命と言うものはある 巻き込まれた人と 助かる人と 一瞬がそれを分ける

 

若い時 岡山の海水浴場で 潮に流され 絶望しかかったことがある

たまたま 近くに居たカップルのボートに助けて貰った かなり流された方向だった

3年前のプールでも 両足がいっぺんに吊って 溺れかけ 気がついた係員に救われた

 

生かされている いのち いつも私は感じている そして感謝の日々でもある

大勢の歌の仲間があちこちに居て 皆さんを楽しませ 私も楽しむ

今日も これから 墨田のうたごえカチューシャで講師をするが楽しい仲間たちでもある

 

 

 

中央区日本橋人形町の工事現場でパネル倒壊事故-男性死亡

公開日:2014年8月21日15時05分

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする