東京の空 灰色の空 本当の空が見たいと言う
あの智恵子抄で ふるさとの阿武隈や安達太良山を背景とした空だ
その東京も ぐずついた日は続いたが今朝は晴れている
だが 季節は秋をうたうけれど 抜けるような青空かを見て見たいものだ
どこか晴れていても 東京の空は霞んだ春の日のようである
それでも高度成長期よりは 大分 良くなっているのは実感する
昨日は 江東区の敬老の集いで 晴れて その案内が私にも届く年齢になった
ティアラと言う大きなホールで 3日間 午前午後 計6回開催されると聞く
地域別に分けて 昨日は 亀戸地区と大島地区が対象で有るらしい
午後 大島の介護施設の敬老会があるので 祝いをされる方は行かなかった
お弁当と和菓子の記念品 マヒナスターズのショーだけはちょっぴり残念だが・・
施設から電話があり 車が置けないかもと言うので1時間早く出かけた
器材を置いて食事に出かけようとすると 一緒に出演する踊りのグループと会った
聞けば区の敬老会に出て タクシーで こちらに来たそうだ
午前は祝いをされる方 午後は祝いをする方 いずれにしても健康があってこそだ
毎月 この施設は踊りのグル―と訪問しているが 昨日は紅白の幕も張って特別だ
百で満開ことぶき音頭 いつもは踊って見せるだけだが 歌詞を全員に配る
そして 踊りのグル―の合唱で幕が開く
60.70は花ならつぼみ 80でようやく花が咲く 100で満開と歌詞にある
愛でたい歌である さあ つぼみの皆さん 歌ってね と私も声をかける
皆さん 歌詞の内容に笑ながら 知らない歌だが口ずさんていた
改めて今度は この歌の踊りとなる
次はオカリナグル―プ4名で 瀬戸の花嫁をパートに分けた合奏を聴く
ひとりでは音が寂しいが パートに分けた合奏は聴きごたえがある
更に1曲 お一人で演奏は 津軽平野 おなじみの曲である
この方は アメリカのカーネギーホールでも出演した方と聞く
さすがに 見事な音色で 馴染みの曲だから 皆さん聴き惚れる
私との歌の時間は何時ものように30分ばかり
ふるさと 赤とんぼ 里の秋など 季節感のあるものから懐メロまで歌って貰う
見るのも聴くのも良いが 自分で歌うことも高齢者にとって大切な要素である
取りは いつも 盆踊り 東京音頭や炭坑節 スタッフも2.3人加わる
皆さんは踊れなくても 心で踊りの輪に入る
楽しそうに手を動かしたり 叩いたり 笑顔が浮かんでいるのが嬉しい
終わって この4月にオープンした介護施設を含む総合施設へ行った
来週末 敬老会の催しをしたいとのこと 私とハープの方で出演が決まった
この回だけの単独行事ではあるが 地域には絆を深めたいものだ
最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m