のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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のびサンタ施設に笑顔置いてくる

2016年12月14日 09時29分46秒 | うたごえ

さあ サンタ帽子が出番だ

毎月訪れる介護施設 昨日から私の頭の上にある

先生似合う! 可愛いよ~ なんて声がかかる

 

施設にもクリスマスの飾りつけがある

スタッフが作ったり 利用者 入所者の方が手伝って 花を作ったりするのだ

どことなく幼稚園などの飾りに似ているが 手作りゆえに これもまた味がある

 

街を歩いていると クリスマスの歌が流れているのですよ

そして 商店街には クリスマス商品がいっぱい売られています

私たちも ちょっとだけ クリスマス気分を味わいましょう

 

 

長く入所している方々 もう自分の足では外へも出られない

そして 記憶も途切れつつある方も居る

そんな方たちに 季節感をと いつも心がけ 歌の世界へ入り込ませる

 

難しい歌は分からない 心に響くだけでは物足りない

何かの言葉か メロディの一部分が 忘却から こちらへ振り向かせるかもしれない

そんな点では 童謡唱歌 昔のヒットした懐メロは 容易に記憶の糸に辿り着ける要素がある

 

 

先月末 下町のうたごえに 認知症の高齢女性が参加した

実は 妹さんから姉が認知症になって行く姿が 切なく見えて仕方がない

姉は歌が好きだったから また歌わせてみたいのですが・・・こんな電話がかかってきた

 

歌は人生と共にあったので 脳に深く刻まれているのですよ

認知症の方でも 切れ切れにでも あるいは 普通に歌える方が居ます

そして軽度の認知症は 歌で改善する例もあるのですよ

 

本来は 1か月に一度でなく 何度でも機会があれば もっと効果があるのです

こう言うと 先生 お金は払うから自宅まで来て貰えませんかと彼女は言う そんなつもりは無い

私の家からは近い ピアノはありますか? 無いと言う 歌を歌って 周りに迷惑は掛かりませんか?

 

まず うたごえに連れて来ませんか? こんなやりとりをした

そして 当日 うたごえに見えた もちろん付き添いの方が居る

ずっと その方の状態を 皆さんとのうたごえをしながら見ていた

 

殆どの歌を歌っていた 100人近くの参加者 その方の声は聴いたわけでは無い

だが 口元を見ると ずっと歌に合わせているのが分かる

ああ 歌は歌えるのだ 私が姉であったら 母であったら どんなにか その姿が嬉しく見えただろうか

 

その後は連絡が無いが 次のうたごえにお見えだろうか

施設の方たちも 歌を歌っている時 楽しそうに見える その顔は穏やかである

今日もまた 違う施設に のびサンタが行く ここは認知症の方が多い施設だ

 

 

ここは静かな歌声 聴こえてこない時が多い

歌えない方も居る 眼で歌う方がいる 心で歌う方は指先が動く

終わると いつまでも握手した手を離さない方が多い 私がホールから見えなくなるまで手を振り続ける

 

 

   最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m

 

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コメント (22)
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