障碍児童の教育や学童保育の課題について 鹿児島・FM銀河てんがらもんラジオでゲストが語った
とても重要であり その記事を書くのにも一寸重いものがあり 解釈の取り方でも違う方向も有りそうだ
養護学校一筋30年 現役の西園健三さんが現状と課題を取り上げていた
障害を持つ子どもたちは通常の学校に入れるケースもあるが 殆どが養護学校 そして学童保育である
鹿児島県は東京の伊豆七島と同じ 南北に離島を持ち距離にして数百キロに及ぶ
私たちが聞き及ぶ島は 種子島 屋久島 奄美大島 徳之島 喜界島などである
西園さんは 県内や九州各地をつぶさに廻り 障害児童の教育などの在り方や親から課題を聴いて行く
称して「わくわくリレー」 地域ごとにすると凡そ50区分になり 現在は41区を訪ね歩いた
中でも 離島に置いては 島に養護学校 学童保育が無く 涙を誘う哀しいエピソードがある
それは“6歳の別れ”であり 学童施設など無ければ 親はその児童を遠くに預けなければならない
近くに養護学校などがあれば 身近に置いて 普通に接してあげることが出来るのだ
更に哀しいのは そんな施設も無い離島では 親が働きに出ることさえ難しい
早くに起きて 子どもの食事の用意もして 心を鬼にして子どもを家に置いて 働きに出ねばならない
子どもは 親のいない時間を泣いて過ごし 親も子どもを置いて来ていることを心で泣いて詫びる
同じ日本人として 親として子として 何故 他の地域の様に 充実した環境になれないのか不条理だ
鹿児島だけの問題では無かろう 全国各地にも同様の悩み 哀しみは無いだろうか
これらの課題をクローズアップさせ 行政に提起して 解決を探るのが わくわくリレーの役割か
障害者問題研究会も組織して 全国大会が来月 鹿児島で開催される
ここでは 障害を持つ子どもや青年も主役を成し 全面で活躍する
教育 スポーツ 文芸など多方面にわたり その成果などを披露する予定と言う
2日目は 1400名に及ぶ参加者が 各分野での分科会に分けられ 研究や討議など交流する
もう一つの話題が 昨年の今頃起きた 相模湖近くの施設 津久井やまゆり園の 凶悪惨事である
障害者は治る見込みも無い このような人間はこの世に要らない 残酷な言葉の優性思想である
だから社会のために抹殺する これが正義だと一年経った今でも犠牲者には謝罪もせず現在でも言う
この様な思想がはびこったら それこそ障がい者も やがては高齢者も要らぬ になりかねない
但し これは私は異常心理者だと思う その思想がはびこることは考えられない
その異常に早く気が付いて 保護するなり カウンセラーに付かせるなど強制措置も必要かとも思う
これもまた 人権侵害など云々するが そうしなければ 未然に防止することは不可能になろう
誰でも良い ただ殺したい こんな殺人事件も多々ある現在の時勢でもある
ある日 平和な家庭が 友人や恋人や孫に至るまで むごい犠牲者となる この防止策も必須である
てんがらもんラジオのまとめを書いてみたが 問題も深すぎて 簡単にはコメントも出来ない
リスナーのコメントに取り上げるのも 重すぎて むしろ避けてもそれが正解かも知れない
遅くになって 録画を聴きとりとめもなく書いてみた 西園さんのような見識者に委ねたいものである
てんがらもんラジオ視聴はここから
http://www.ustream.tv/recorded/106273310
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