大河ドラマ (せご(西郷)どん)が ますます面白い これまでの大河はどちらかと言うと重い
せご(西郷)どんが軽いと言うわけでは無い 人間味豊かにドラマに親近感さえ覚えるものである
今朝もNHKに 愛果那(二階堂ふみさん)が登場しているが 土地の方かと思うくらい演技は成りきっている
せごどんの妻となる祝言が挙げられ 子どもも生まれるが 西郷の宿命は薩摩にある
流された土地は奄美大島 薩摩藩の思い遣り 西郷は死んだとして 名前も変えての措置 死刑を免れただけでも良かったか
島人の女は 流人の面倒を見る あんご になるのが習わしだ だが一緒に薩摩へは渡れない掟がある
西郷も島に永住するような気持ちで 愛果那と結婚式をあげたかもしれない
奄美大島は もとも琉球王国に属していた 平和を求めて中国には貢物を捧げて支配はされていなかった
当時の日本とも一定の距離を置いて居たが 江戸時代 薩摩藩が侵攻して管轄下に置いた
薩摩藩は郷中教育や 島津斉彬などの名君で先見的な藩だが この島での悪政は非人道的なものだった
島民は今で言うなら奴隷 それまであった平和が破られ 島の産業としてサトウキビを全島に栽培させる
田畑は持てず 島民は食べるものも蘇鉄の実などを食べたり 苦しい労働と飢餓の生活を強いられていたのである
島の生活は束の間の夫婦の幸せだったかもしれない
しかし 二人目の子を身ごもっている時に 西郷は薩摩へ呼び戻された もちろん愛果那は連れて行けない
西郷は薩摩藩主 島津久光とは折り合わず 怒りを買い 今度は徳之島に流される
徳之島は奄美大島からも近い 愛果那は二人の子を連れて会いに行く だがそれもわずかな日数だった
再び出された西郷の処分は沖永良部島である これが愛果那との最後の別れとなった
西郷は薩摩に帰ってからも 愛果那や子供を気にかけ 送金を続けたと聞く
西郷の死後も 三番目の妻(岩山糸)は 長男となる菊次郎を引き取り 愛果那にも送金を送り続ける
愛果那は 毎朝 西郷の髪をすいて 櫛に残った毛を集めて これを遺品とした 愛情の溢れる実話である
現代にも遺髪が残され 血液型鑑定をすると 西郷隆盛はB型であった
3人目の妻は岩山糸 あの せご(西郷)どんの最初の頃に登場してくる女性だ
大久保利通は彼女に片想い 彼女は西郷に片想い 結局は彼女は藩の上司に嫁入りしてしまった
西郷が薩摩に戻ってから 坂本竜馬などの勧めもあって 糸と結ばれるのは宿命だったのか
明治政府が西郷の名誉を回復させたのち 上野の西郷隆盛銅像を建立した時 彼女は除幕に参加していた
しかし オープンした途端 これは西郷じゃないと泣き崩れたシーンは有名である
西郷は浴衣なんかで外は歩かない いつも軍服で凛々しく立つ これが夫 西郷隆盛の姿であったのだろう
最初の妻は 伊集院須賀である 最後家の叔父や父が亡くなり家庭も窮乏時代である
格も上である家の 須賀 これも家庭を守る西郷の心の底にあっただろうか
西郷は家には殆どいない 江戸行きが決まっ時に 須賀は離婚を申し出る 夫に活躍を期しての願いもある
こうして西郷隆盛には3人の妻が存在していた 但し 浮気とか妾とか軽いものでは無い
この内容は 昨日の 鹿児島 FM銀河・てんがらもんラジオ ゲストの 永留佳澄さんが語ったものだ
地元 歴史研究会に属し 仙巌園観光すガイドとしても活動する 元 国語教師でもある
てんがらもんラジオ ここから視聴できます
http://www.ustream.tv/recorded/115142358
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