適当を売り物にしている芸能人も居るが 時には この適当が大変になる
まあいいか 何とかなるさ これが私の日常の考え方 過ごし方である
ただ 旅先では この適当は たまには しっぺ返しがあることを思い知らされた
昨日は函館フリーの4日目 最終日であった
手荷物は 空港へ届けてもらう らくらく便を利用して 手ぶらでホテルを出た
行き先は 適当に調べておいた スーパー銭湯である
ホテルを出たときは 雪もチラホラだが 5分もすると本降りになった
傘は用意してないし まあ 雪だからと 頭を雪化粧して市電を待つ
路面電車が懐かしく レトロな雰囲気が包んでくれる
スーパー銭湯は市電の停留所から歩いて5分とあった
そんな近くなら 降りたら 看板などがあるだろうと タカをくくっていた
看板が無ければ 街行く人に聞けば良い
雪は吹雪のように 酷くなっていた
さて 降りて どこを見回しても その看板は無い
どちらへ向かって歩いたら良いのか 見当がつかない
少しして 第一村人ならぬ町ひと発見
あそこを曲がって行けは゛付き当たりがそうですよと教えられる
降りしきる雪の中 コートも頭も白く染めたり 濡れてきたり
5分どころか10分くらいは掛かった 実際はもっと長く感じる距離だった
さあ 温泉だ あったまろうと 玄関の戸を開けようとしたら開かない
良く見ると 11時から営業とある 着いた時間は10時だった
東京近辺なら10時なら間違いなく開いている時間だ
ああ最悪! どうしよう 喫茶店とかレストランなんて何も無い閑散とした町
少し戻った所に コンビニがあった 雑誌を選んだり 缶コーヒーを買ったり
時間を潰しても せいぜい10分程度で また銭湯の玄関前に戻る
ひたすら 我慢して開くのを待った
やがて時間が来ると 土地の人たちが三々五々集ってくる
ようやく風呂に入れた そして反省した 良く調べておけ!
函館・湯の川の熱帯植物園 温泉に入るサルたちも 至福の顔をしていた
空港に早く着いて 昼食をとる
前日の どんぶり横丁の海鮮丼が忘れられない
メニューが私を呼んでいる 迷わず注文した
大好きな海鮮だ
しかし 今まで味わったことのない まずさだった
回転寿司も良く行くが 多分 ネタが古いのか 最低だった
前日行った 朝市のどんぶり横丁 有名人が多く訪れる店
あおりイカのイカそうめん そして五色の海鮮丼 忘れられない味だった
適当な見識が 適当な結果を生む 散々な日だった
羽田へ着く直前 東京スカイツリーが見えた
近くに居ると そんなに高く感じないが ひときわ高いスカイツリーだった
空港から見た函館山 左が立待岬 羽田直前から見たスカイツリー
今日の誕生花 ゼラニゥム
花言葉 決心 安楽 追憶 友情