のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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豪雪の渓谷(たに)行くバスのスリリング

2017年01月19日 00時47分05秒 | 旅行

自身の企画したバスツアーでは無い 一般ツアーに参加したのは いつだったろうか

クラブツーリズムのツアーに参加したのも 添乗員を辞めてから2.3度目だ

その大きな理由は どうしても11年も勤めた添乗員 ゆえにその経験が邪魔して落ち着かないのだ

 

私ならこうするなぁ とか そろそろこんな案内があってもいいのじゃないかと 余計なことを考えてしまう

従って行くとすれば 添乗員の乗らないツアー 飛行機で行くツアーに限定してきた

今回は中年の女性添乗員 もしかしたら北海道の添乗は殆ど無いから 季節限定で内地に来ているかも

 

そう思っていたら的中した 北海道・旭川の方であった そのため地理的にはまだ完全に把握していない

高速道路は中央道 松本インターを降りて 次のトイレ休憩は 「かざあなの里です」 と言う

違うよ そこは 「ふうけつの里」 と言うんだよと心では思ったが可哀想だから言わない

 

さて前置きは抑えて 今回のツアーの最寄地は 白川郷 高山 飛騨の里 かしもの明治座見学

それと私が楽しみにしていた 高山本線 高山駅から久々野駅まで乗車だ

この周辺 古川も含めて 添乗員で案内したのは季節を問わず20回は行ったただろうか

 

上野から乗車して 新宿でのお客様を乗せ いざ バスは出発 天候は晴れで寒いが景色は良い

笹子トンネルを抜けて しばらく甲府盆地を大きく迂回する

目の前には真っ白な南アルプスの山々 大菩薩あたりも見えて来る

 

 

二葉SAでは 富士山も見えるし 八ヶ岳連峰も見える

南アルプスの白銀の神々しい山々の西側山麓には かつて私が小学校時代を送ったふるさとがある

あの山の遥かふるさと懐かしく

 

上 南アルプス駒ヶ岳 下 入笠山スキー場?

 

諏訪湖SAでは オプション昼食で頼んでおいた おぎのやの釜めし が座席に届く

有名な峠の釜めし 本来は信越線・横川駅の名物だった 容器は 釜の形をした焼き物である

昔は これを持ち帰り 時にはおかゆを炊いたり 花を活けたりして楽しんだものだ

 

 

最近 この容器が時代の波に押されて紙製のパックにとって代わった

棄てるにも大変で 食べ終わったら厄介者扱いされたが 現在は燃えるごみで便利になった

ご飯や中身については 昔からの内容に変わりは無い

 

諏訪湖の西から天竜川が太平洋まで流れ出る

鉄道は昔 岡谷の先から塩尻峠を大きく迂回して辰野周りであった

今は鉄道も中央道も 塩嶺峠を一気にトンネルで抜けて あっという間に塩尻である

 

中央道と長野道分岐 上は名古屋方向 右は松本方向

 

塩尻に入ると ああここはブログで交流のある ワイコマさんの住む町だなと思う

ブロ友でも誰かが住む町は 何故か親近感が湧き 東京と距離感がすごく縮まるものだ

松本インターを降りると道はアルプス街道を行く 夏なら上高地へ行く観光客でにぎわう

 

 

途中から 少しの間 松本電鉄と並行する リンゴ畑があったり長閑な風景が見られる

やがて道は山間部へと入って行く 山はだんだん迫り 谷は深くなって行く

そして 風穴の里でトイレ休憩 ここには 稲核菜(いねこきな)があり おそらくこの辺しか栽培されない

 

道の駅でもある 風穴の里

 

東京電力管轄の 奈川渡ダムが見えると 手前にトンネルがあり中で2方向に分かれる

一つは私たちが行く上高地・安房峠 左に曲がって行くと野麦峠を越えて飛騨に入って行く

あの 悲劇の製紙工場に働く女工哀史で有名にもなった

 

奈川渡ダムの堰堤を渡る 反対側は目のくらむ谷底である

 

渓谷は更に山高く 谷深くなる 雪も道路に積雪も多く 見下ろす谷に落ちはしないか スリルはある

白骨温泉への分岐も見える この温泉は白濁した温泉の露天風呂が風情ある

中里介山の大菩薩峠 その終盤に登場することでも知られている

 

安房トンネル入り口付近 幻の橋脚がある 松本までの開通は予定が立たない

 

上高地へ向かう釜トンネルは 冬季は閉鎖されるが この手前を道は分岐して いよいよ安房トンネル

中部縦貫道の表示があるが このトンネルのみ 高速道路仕様になっており 道幅も広い

計画では 松本からこの安房トンネルを経由して 高山市街 そして 東海北陸道へと結ぶ予定だった

 

しかし この安房トンネルの松本側で工事中 高熱の大爆発を起こし犠牲者もかなり出た

すぐ近くには 昔 道路沿いに露天風呂があり入浴風景も見られたが今は噴煙だけが小さく上る

トンネルを抜けると そこは奥飛騨温泉郷の一つ 平湯温泉である

 

平湯料金所

 

ここから広範囲に温泉が各地に湧き まとめて奥飛騨温泉郷と呼ぶ

温泉の湧出量も豊富で 民宿などでも全て露天風呂があることが珍しく 有名でもある

昔なら安房峠は乗用車でも曲がりくねった山道で 平湯はまさに高山方面からの最奥地であった

 

平湯温泉街入り口

 

写真と紀行文で紹介しようと思います まずはここまで

 

     最後までお読みくだ-さいまして有難うございました m(_ _)m

 

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38 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
のびたさんへ (まりも)
2017-01-19 02:26:17
お帰りなさいなのでしょうか
それとも、途中ですか
大雪にならずに、良かったですね
おぎのやさんの釜めし、あの容器が良かったのに
ちょっと残念です
そして、懐かしい風景名添乗員さんの
のびたさんのおかげで、ワタシも旅をさせてもらいました
続き楽しみにしています
返信する
おはようございます (kao)
2017-01-19 03:56:21
ご無事にかえられて
なによりです。風穴の里。。。
訂正しないのはのびたさんのお優しさ。
いつもながら脱帽です。
峠の釜めしおいしそう~
しばらく食べていません。
この続きも楽しみにしておりますね^^
返信する
めずらしい (風香)
2017-01-19 05:00:00
おはようございます。

のびたさんの旅ブログは 余りないので珍しく拝見しました。

雪深い山里風景って、風情があって大雪でも不思議と寒く見えません。

旭川からの出張添乗員ですか。
地理不案内も理解できますね。

良い風景を見させていただき、ありがとうございます。
返信する
いい旅をされましたね (chidori)
2017-01-19 06:13:43
いつも人のためにだけ計画されたたびも、参加する側になると、いろいろなことが目につきますね。
雪の中の風景、めったに目にしない道中で楽しませていただきました。この時期バス事故などに合わずに無事のお帰り安心しました。今日は木曜日です。鹿児島は15度になる予定だとか。比べ物になりませんね。
ゆっくりお休みください。
返信する
おはようございます (かりん)
2017-01-19 08:36:45
のびたさん バスツアーに参加されたんですね。

峠の釜めし、2年前の秋、軽井沢から帰る途中で
購入した時は、瀬戸物の釜でした。
変わったんですね。

東京から高速道を走り、雪景色の信州から平湯
温泉郷へのご案内、見せていただきました。
素晴らしい旅行記ですね。

お疲れ様でした。
ありがとうございます。
返信する
お帰りなさい! (ひろ)
2017-01-19 08:45:07
雪深い写真とお話でのびたさんと一緒に
旅した気分です。
添乗員さんの気持ちとお客さんの気持ち両方を
体験されるなんて・・・想像して 楽しくなりました。

また続き楽しみにしています。
返信する
有難うございますm(__)m (屋根裏人のワイコマです)
2017-01-19 09:16:38
飛騨への旅・・東京からですとこのコースが最短
もしやと思っていましたが・・案の定中央道を岡谷
そこから長野道で松本ICそこから158号で高山に
途中の景色、塩尻の紹介まで頂き感謝に耐えません
このコースの紹介どころを全てポイントを押さえて
さすがもとプロの貫禄で素晴らしい解説でした
この続きが 更に楽しみです
ありがとうございました。 <(_ _*)>
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おはようございます (コスモス)
2017-01-19 09:21:42
お帰りなさい~

添乗員していた方が ツアーに参加の旅
私が 添乗員さんに見るのと 見る所が
違うのでしょうね

写真を見ていると
一緒に行ったかと錯覚しそうです
いい天気だったようで 
続き たのしみです~
返信する
寒いツアー (ぴあのん)
2017-01-19 10:22:04
一緒に参加した気分になりました。
平湯のバスターミナル、覚えています。
返信する
のびたさんへ (そよかぜ)
2017-01-19 11:19:12
こんにちは
今日はのびたさんと楽しいツアーに参加させて頂きました(^^♪
朝から良い気分です^^
ありがとうございます(^^)/
返信する

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