のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

老いるは自然 失われて行くは切ない

2014年09月25日 08時29分18秒 | ボランティア

みんなどうしたの? 何時もより元気が無いね

ここは入所の方ばかりの老人介護施設 普段でも程度が重い方が目立つ

それでも 何とか歌を歌っていたり 心の中で歌っている様には感じていた

 

昨日は その小さな声も出てこない 皆さんの唇は動いていない方も居る

認知症が進んでいる方も見受けられる

毎月通っていて 数年にわたる顔も見ているので 個々の様子も分かる

 

 

介護施設は本来は社会復帰に向けての心身のリハビリで有るが 良くなるケースは稀である

少なくとも それぞれの症状を進行させない抑止が実態であり 徐々に程度が落ちて行く

あの人は 少しはしゃべれたのに あの人は歌も歌えたのに と 私の心は切なくなる

 

ボランティアへ行く時は 自分自身が健康で 元気と笑顔が無ければならない

どんな実態を見ても自分が落ち込んだり 悲しんだりしていては 永く続けられない

全てを受け容れ いつも 笑顔を浮かべて 癒しと活気を与えることが役割である

 

 

そう心で揺るがせないようにしているが 昨日は少し切なく寂しくなった

老いて行くことは 誰しもが避けられないことであり 自然のことである

ただ 人としての心を失われて行くことは 他人のことでも切なく哀しい

 

意味のないセリフを繰り返していたり 奇声を発し続けたり 全く無言の世界に居る人もいる

どうぞ 神様が居れば この方たちをこちらに向けさせてと 祈りにも似た気持ちで対面する

何かがきっかけで 人としての心を復活させて欲しいと私は願う

 

 

ボランティア慰問の話は他にも知るが せめて歌う ゲームでも出来る 笑う こんな普通が欲しい

ここでは それが通じない だから 他のボランティァは誰も訪れない

それでも 改善の兆しを見たこともあり 私も もうすぐ10年にもなるだろう

 

施設のスタッフが また 何人か替わっていた

慣れない新人が 数名居る こうした施設では スタッフも定着しないように思える

待遇も良くは無いだろうし 忍耐力 体力も必要である大変な仕事である

 

スタッフが替われば 微妙に入所者の心理にはマイナスで働くと思う

高齢で有っても 認知症で有っても 人の心のあたたかさは 通じていると思う

認知症 特効薬の開発はまだ聞こえてこない 人は人として生涯を終わりたい

 

 

入所の方の娘さんか きっと見舞いに来ていたのだろう

ずっと一緒に車椅子に寄り添って 私の歌の時間を過ごしていた

終わったら遠くの方で 何度も何度も笑顔で頭を下げていた

 

最前列の方に終わって握手をしたら 手を放そうとしない 握りしめて来る

手が不自由な方には 私が両手で包む あたたかさが伝わる

元気で居てね また来るから 涙を流していてはダメだよ

 

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時にはお風呂 温泉の入り方

2014年09月24日 08時57分57秒 | ボランティア

今日も午後は江戸川区の介護施設へ行く

症状の重い方が目立つ 音楽療法が役立てばと何年も通い続ける原点だ

それだけに全神経と願いを集中して 心の歌を歌って貰う

 

連日 隔日 何かの予定がいっぱいカレンダーに書き込んである

さすがに多少心身に疲れを感じることがある

若さで?活動してきたが これからは 自身の健康にも気を遣う

 

 

こんな時に 日帰り温泉に入るのが私には大きな癒しだ

出来れば温泉が良い そして必ずサウナがあるところ これがどこへ行くか決め手となる

サウナに何回か入って汗を流し 冬でも水風呂に入りシャキッとさせる

 

 

お風呂に入って 時には寝湯でまどろむ

終わったら 軽い食事をとり レストルームでくつろぐ

テレビを見ながら居眠りをする 優雅な時間で有る

 

 

こすもすを見てから 帰る途中 船橋市の郊外にある みどりの湯・田喜野井へ立ち寄った

源泉かけながし この地域独特の少し茶色を帯びた湯で有る

少しなめて見ると 塩辛い これも東京近辺の湯の特色である

 

効能書きを読むと 高張性であり これに超がついている

これは一定の湯量に対する溶け込んでいるミネラルの量であり それだけ濃いと言うことだ

このミネラルは人間の身体を通して吸収される だから最後はあまり流したくないものだ

 

 

以前 温泉博士の講義を聴く機会があった

日本人ほど温泉を愛する国民は居ない 西洋では温泉と言えば 病気治療に使われる

確かに草津温泉に行けば ドイツのベルツ博士が 治療に著しく効果があると紹介していた

 

 

笑い話のように 日本では温泉に行くと言えば 良いなぁ 羨ましいと言う

西洋では温泉に言って来るねと言うと どこか具合が悪いのですかと聞かれる

これだけ温泉文化が違うのだ

 

 

温泉の入り方にも蘊蓄がある

大体 温泉に入ると皆さん身体を良く洗う 本来は湯船にゆっくりして貰いたいと・・

日ごろ家庭でお風呂に入っているから そんなに清めることは無いそうだ

 

 

更には 出る時は掛け湯をして タオルできれいにふき取っている

これも勿体ないと言う 折角の成分が肌を通して 吸収されるのに洗い流せば効果無い

できれば 軽く拭くくらいが良いと言う およそ吸収されるまで2時間である

 

 

風呂に入る時間も あの温泉マークが正しいらしい

最初は やや長めに入って 次はゆっくり時間を取り 最後は さっと出る

これで一泊二日で3回が理想であるそうだ 私なら4回くらいかなぁ

 

 

後半の写真は 全て秋田県の玉川温泉である

強酸性であり 入るとピリピリする 最初は50%原湯に薄めてあるところが良い

日本で一番 病気に効くと有名であり 医師も常駐している

 

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会えて良かった牧の原のこすもす

2014年09月23日 10時15分46秒 | うたごえ

 

やぁ~探し回ったよ 車でぐるぐる 一時は諦めて帰ろうかと思った

ネットで見つけた牧の原こすもすの丘 見ごろを迎えていると言う

千葉県の中山競馬場の辺りから木下(きおろし)街道へ入ると周辺は梨園が至る所にある

 

 

昔は自転車でサイクリングしたが 郊外の畑や林の目立つ街道だった

印旛沼に突き当たった辺りが 印西市(いんざいし)である

常磐線の我孫子から成田まで 印旛沼の近くを蒸気機関車が走っていた

 

そこそこに街はあったが 最近は大規模に沿線が開発され千葉ニュータウンをはじめ発展が目覚ましい

大型店舗が立ち並び 洒落た住宅が多い 

メインの成田へ向かう道路は 60キロくらいで快適に走れる

 

そんな印西市の中に印西牧の原がある

大きなショッピングセンタも目立ち 周辺は大規模に工事中も多い

さて 目指す牧の原公園こすもすの丘 私のナビには出てこない

 

 

近くまで行けば 普通なら こすもすまつり とか 牧の原公園の指示標がある

ところが発展途上の郊外都市には それは期待できなかった

こすもすなんて どこにでも咲いていると言う感覚なのだろうか

 

確かに この周辺だと車でぐるぐる探し回る ナビには牧の原公園がどこにも無い

整備された道路だが ナビでは道のない空間を走っている

行き止まりの地図が出てくるが 舗装された広い道がある

 

 

ナビでは最近出来た道路は表示されず いつも 道なき空間を走るのだ

誰かに聞こうと思っても 駅周辺を離れると 第一村人発見!とはいかない 歩行者が居ない

以前にも 白鳥を求めて この地域に来たけれど 場所が特定できずに帰ったことがある

 

 

ことほど遠来者には あるいは観光目的では まだ 開発が先で考慮はされていない

もう帰るかと諦めて駅近くのショッピングタウンに車を入れた

それでも諦め切れずに 通りかかった人を停めて聴く

 

3人に聞いたが要領を得ない 4人目の親子に聞いた

ああ このタウンのすぐうしろに こすもすの咲くところが有るわ 咲いているかどうか分からないわよ

地元にとって 秋桜はどこにでもある花 訪ねて見るなんて感覚が違うらしい

 

 

ようやく辿りついた こすもすは見ごろを迎えていた

平日だけれど 花を見ている人は数人しか居なかった

咲き誇る こすもすを見て ああ良かった どんなに会いたかったかと思ったよと心で語りかける

 

 

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寂しかった僕の心に

2014年09月22日 08時17分39秒 | うたごえ

ほんの小さなマンションのベランダ そこに花も緑も無かったら・・

きっと心に潤いのないものになっているだろう

バラはないけれど いつも私を癒してくれる小さな小さな庭だ

 

ここのところ 毎日すずめが ベランダの柵に止まって しばらく挨拶してどこかへ飛んで行く

餌もやらずに 餌になるものも無いのに 姿を現す

すずめは 私に癒しを運んでくれるのだ

 

 

花が少なくなった 

そろそろ ふうせんかずらの実を取って 来年に備えよう 毎年取っておいて実を付ける

このタネはとても可愛い タネの全てに くっきりとハートマークが付いているのだ

 

 

名残の花が 僅かに咲いている

花の咲いている期間が長く 次から次へと咲いてくれた

有難うね また咲いておくれ

 

 

バラが咲いたの2番の歌詞

バラが散った バラが散った いつの間にか

僕の庭は前のように寂しくなった

僕の庭のバラは散ってしまったけれど

寂しかった僕の心にバラがさいた

 

京成バラ園の花

 

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あざみの歌が好きと94歳の女性

2014年09月21日 07時28分23秒 | ボランティア

私 あざみの歌が好きなのよ 白い花が咲く頃 おまえに もよ~

94歳よと言って笑ながら私に話しかける

元気な声と 笑顔が何と言っても微笑ましい

 

昨日は 江東区・大島の今年4月にオープンした施設に訪問した

大きな総合施設の中にディケアの方たちも居る

初めての訪問だが 立派な施設に驚きながら会場に向かう

 

集まった方は20数名の利用者さん 中には他の施設に居た見覚えのある方も居た

敬老行事の一つとして 今回 歌の催しが企画されたようである

最初は ゲルマンハープの女性が登場する

 

 

この楽器は私も初めて見るが ハープを携帯できる大きさに食傷したような姿だ

音は オルゴールを聴くように 柔らかな癒し系である

里の秋や 月の沙漠 あざみの歌 などを聴かせてくれる

 

会場の皆さんと一緒に歌いましょうと 歌詞は模造紙で掲示される

ただ 皆さんが歌うと その声に楽器の音色が消されて あまり聞こえない

時々 リズムが合わなくなったりするが アンプを通さないのが惜しい

 

中間には カラオケの熱唱が男性と女性であった

さすがに 歌はお上手で 地域のべテランで有るらしい

歌い慣れた様子でもある 身振りアクションがさまになっている

 

 

そして 私の出番 キーボードアンプを用意して皆さんに挨拶する

これからは皆さんが主役ですよ 大きな声で歌ってくださいね

白い花の咲く頃 おまえに 月がとっても青いから 啼くな小鳩よ

見上げてごらん夜の星を 青い山脈 長崎物語 蘇州夜曲など 歌って貰う

 

 

歌の世界はあたたかい 会うまでは他人で話もできないが 始まれば一瞬で笑顔になれる

短い時間だが 終わると あたたかな風が漂う感じがする

そして数人の方と会話を交わす 94歳の女性に負けないよう 心身健康を貫きたいものだ

 

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