のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
うたごえ ウォーキング 川柳 ベランダ栽培など楽しんでいます

母の手を握るように

2015年07月16日 08時42分37秒 | ボランティア

昨日の施設はボランティアの原点のようなものである

いわゆる演芸会の楽しさではなく 心に沁み込んで 生きる意欲を探り出す様なものだと思う

もう 大きな声は出ない 身体も不自由 記憶も薄れている方が多い

 

毎月 訪れていると 元気があった 普通に話が出来た方が衰えて行く姿も見える

それだけに歌の時間と言っても 皆で楽しそうに笑顔を見せての合唱にはならない

静かに 小さな声で歌う あるいは 歌にはならないけれど 唇で歌う方も居る

 

一番元気な方が 認知症で 奇声を発し続ける方である

歌の合間に その声が響き 私の伴奏も気を取られそうになる

不思議に体力だけは丈夫なのだろう

 

 

終わりに最前列の10名くらいの方と握手する

小さな声で有難うとか ただ手を握りしめる方が居る

マイペースで歌に参加していない方も 嬉しそうに握手をして来る

 

皆さんの眼が こちらから握手を求めるのではなく 私のそばに来て言う様な顔に見える

通路側の方が 車椅子の上から  無理な姿勢で私に訴える

有難うと こちらも横からの握手になったりする

 

心が通じている手の平のぬくもりである

わたしは いつも 母の姿がそこにダブったりする

心の底から 元気でいてね また 逢いに来るから と そんな気持ちになる

 

握手は 人を結ぶ証でもある あたたかさがある

これで少しでも 癒されたり 笑顔が浮かんだりしてくれれば 私も嬉しい

握っている手をいつまでも離さない方にも 愛を感じる これが人間の愛だろう

 

スタッフの方と次の予定を決める 2カ月先くらいはいつも決まっている

12月まで決めて下さいと言われる ここが一番長く通い続けている施設8年目になる

いつまで続けるか私にも分からない 私の元気が途切れる時がその終止符である

 

 

     最後までお読みくださいまして有難うございました m(_ _)m

 

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ひばりさんはすごいね どの時代にも彼女の歌がある

2015年07月15日 08時45分26秒 | ボランティア

今日はね7月14日 ある時代には日本でも巴里祭と言ってニュースも流れました

最近は聞かなくなってしまいました シャンソンを聴きに銀座の銀巴里にも行ったこともある

それでは 最初は気取って 愛の讃歌 を聴いて下さい 勿論歌える方はハミングでどうぞ

 

 

昨日の介護施設 私が到着すると 既に皆さんが大勢集まっている

スタッフの方が 皆さん楽しみにしているのよ と私に言う

そして模造紙を貼ったり 周りで歌を歌ったり手を叩いて積極的に手伝ってくれるのが嬉しい

 

殆ど1曲ごとに 私のトークを入れる 歌いきりでは歌う方も疲れる

そして時には笑いを誘いながら 時には共鳴する話をして 和やかなムードにして行く

どことなく あったかな 気取らず飾らずの のびたワールドとなる

 

 

ひばりさんてすごいね 子どもの時代から彼女が亡くなるまで ずっと歌がある

こんな歌手は居ないでしょう 普通はヒットしても そこで終わりか 懐メロで出るくらい

ところが ひばりさんは小さい時からヒットの連続で生きて来たから 私たちの人生と繋がる

 

悲しき口笛 港町十三番地 を歌う そして その時にこんな話をした

お正月 楽しみは映画館でしたね 大概 ひばりさんの映画が上映されていた

超満員で立ち見でも人がいっぱいで見えない 終わった時に空いた席に着いてまた見る

 

 

皆さんが頷く 多くの方の想い出と共鳴するのが 良い刺激となる

勿論 若いスタッフには そんな時代背景と歌も知らない世界だ

高原列車は行く 福島県の磐梯山の麓 沼尻鉄道が昭和30年代まで走って居ました

 

トロッコの様な客車を牽いて ゆっくり走っていたから 牧場の音眼が花束投げる

駅弁は売って居なかったかもしれないけれど あの風景懐かしいね

列車の窓から身を乗り出して弁当屋さん探して 発車間際は気が気じゃなかった

 

ああっお釣りが間に合わない 弁当屋さんも走りだした列車を追いかけながら釣りを手渡す

みんなで笑いながら当時を思い出す ホッとして 列車で食べるお弁当美味しかったね

気笛が響くと あっ~トンネルだ 開けてあった窓を一斉に閉める こんな旅だったね

 

 

さあ 最後は ハワイへ行きましょう 憧れのハワイ航路 です

船が出るよ~ 船の上から一斉にテープが舞い散ります おびただしいテープの色

誰のテープだか分からないが握りしめて やがて千切れて船が遠ざかって行く

 

余談だが 上諏訪駅では 列車が出る時 蛍の光 の曲が流れていた

そして 新婚旅行に出発するカップルとホームには テープがいっぱい握られていた

昔 瀬戸内海の高松と岡山の宇野の間 国鉄の連絡船が航行されていた

 

船が出て行く時 ドラの音が大きく響き そして 蛍の光が流れていたっけ

こんな話も みんな私たち世代の共通の思い出のアルバムである

今日の午後は こんな話も難しい認知症の方が多い介護施設に行く

 

 

 

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喫茶店で支払いの時 あれっお金が無い!

2015年07月14日 08時38分29秒 | うたごえ

昨日 私にしては珍しく午前9時30分ころから ウォーキングに出た

買い物もあるし 午後には介護施設の訪問がある

朝の気温は28度くらいだろうか 幾分涼しく感じる

 

1時間以上歩いたら 気温は多分30度を超えていただろう

歩いていて息苦しく感じて来た 吸い込む空気に熱があるのが分かる

こんな時にはクールダウンで 時々コンビニなどに入って少し休む

 

歩いている近くに コメダの珈琲がある 私の好きな店だ

たまにだけれど モーニング珈琲には トーストと茹で卵が付いて来る

懐かしいモーニング 昔は休日ともなれば通ったものである

 

 

入口近くの雑誌を1冊取って ゆっくり珈琲を飲みながら読む

このゆったりした時間も私にとっては至福の時間である

さて支払いのために 事前に財布の中を見て レジでスムースに払えるようにする

 

支払いは420円 あれっ紙幣が無い さっきの店で買い物に支払ったが中を覗かなかった

いつもパッと出して 残額など見ない 紙幣が無くなったことには全然気が付いていないのだ

小銭を数えた 何回数えても380円しかない あと40円 どうしよう?

 

こんなことは初めてだ 逃げたら無銭飲食でタイホされる!

一旦店を出てATMで用意してまた戻るには 支払いが先でなくては出られない

さて 困った 恥ずかしいのと困惑で頭がうろたえている

 

仕方ない レジで相談した すみません お金を下ろすのを忘れてしまいました

すぐ近くでお金を下ろして来ますので 待って貰えませんか

レジでは それでは電話番号とお名前を聞かせて下さいと言う

 

お客を信頼していれば ああ 良いですよ 待って居ます と 答えるかなと期待していた

僅か420円で逃げるわけないだろう・・・これは 口には出さぬが私のホンネ

細々と電話と名前を言って 喫茶店を出た 幸い ここはダイエーの敷地内だ

 

ダイエーのATMで下ろして 再度 店に入って すみませんでした と一応謝って渡す

こんな恥ずかしい思いは初めてであるし もう この店には行けない

帰って来ても 何だか 気分は沈んだままだ

 

 

午後 介護施設に行った いつものように相棒に模造紙の歌詞を這って貰って伴奏する

スタッフの女性が私に言う 今日は おしゃべりが少ないのね あれが結構楽しいのに・・・

ごめん 今日はくちなしの花です と笑ってごまかすが いつものトークには無かった

 

家へ帰って1時間くらいでは 立ち直りが遅かった

さて 今日の午後も江東区内の介護施設に行く

今日は ここで吐き出したので もう大丈夫 いつもの のびたワールドが演出できる

 

 

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首都高下は子どもの水遊び天国

2015年07月13日 07時39分42秒 | ボランティア

東京も33度の気温が続き ウォーキングも日陰を求めながら歩く

熱気で 呼吸をするのが息苦しく感じることもあり こんな時はコンビニや店に入る

一息 クールダウンしてまた再開するが 適当に切り上げて帰途につく

 

昼間の時間は 日かげが殆ど無い

こんな時は 首都高の高架下は 絶好のウォーキングコースとなる

ただ 最近出来た フットサルの練習場などが その日かげを占めて居る場所がある

 

 

子どもたちの歓声が聴こえる場所は 高架下の公園である

ここは昔は堅川と言う運河だったが 首都高が出来て埋め立てられ 遊歩道や公園になった

時間を区切って 小川の流れを再現して コンクリートではあるが水が流れる

 

 

若い家族連れがここで遊ぶ 子どもの水遊びをさせる為だ

嬉々として水と戯れ はしゃぐ子供たちの歓声は微笑ましい

ここに来ると 子どもの姿があり 家族を感じられ 私の心も和やかになる

 

 

昨年からカヌーの練習場も出来た

平日はあまり見ないが 休日は子どもたちがカヌーに乗って練習をしている

アユの稚魚がやがて川に出て行く様に この子たちもやがて川でカヤックを楽しむだろう

 

 

さて 今週は今日から3日続きで 介護施設の音楽訪問だ

自然と触れ合える機会も無くなった高齢者の方たちに 癒しの時間になれば良い

音楽や歌は いつも私たちの憩える場所であり 心のふれあいが出来るオアシスだ

 

 

 

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歩いてみたい みちのく潮風トレイル700キロ

2015年07月12日 08時16分51秒 | うたごえ

三陸の沿岸は 観光的には震災前も 交通の便が悪かったり 温泉も少なく訪れる人が少ない

その分 自然は手つかずに生きており 人情も素朴だ 

海の幸は豊富で その割には廉価で有り 知る人ぞ知る 憧れの地である

 

 

そんな三陸沿岸を巡る道 それが みちのく潮風トレイル である 全長700キロに及ぶ

北の始点は ウミネコで有名な 蕪島 南の始点は 福島県の相馬市 松川浦 である

整備された歩道が延々と続き 隠れた観光地を巡り 地域の方々と笑顔を交わす

 

 

イメージは 東海自然歩道と四国の遍路道の 中間的存在である

歩道のため  車や鉄道で巡るわけではない 全て 自分の足で歩くのである

当然 お休み処 食堂 トイレなども各所にあり 心配なく歩ける 

 

 

エリア内には 幾つかのポイントがあって スタンプを押す 地元の方が心でもてなす

 

ちょうど ご朱印帳のようである それは功徳では無く 地域とのふれあいの証でもある

観光のガイドブックには載っていない 優れた景観がある 食べ物がある

 

 

そんな道を歩いてみたい 勿論 全コース踏破も良いが 部分的に行くのも良い

今回は ここからここまでと決めて あとは ひたすら歩く 見る 食べる 人と笑顔を交わす

環境省が推進するもので 東北復興の支援にもなるだろう ただ 時間と体力が私には足りない

 

 

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