特にクリスマスの催しでは無く 通常の介護施設訪問に昨日行った
認知症の方も多く 大きな施設だが ボランティアが誰も行かない施設である
添乗員時代に お客様の女性から来て欲しいと依頼されて それ以来 10年は越すだろうか
普通は何か月かで 退所させられるケースが多いけれど 長く居られる方も数名見られる
新しい方も見えるし 個々の方たちの 認知症推移の状態も 毎月通っていれば分かる方も居る
各フロアから車椅子で集められ その数は3.40名と多い 音楽に期待を寄せるのと 唯一のボランティアだからか
しっかりと歌える方も何名かは居られるし 声は聴こえて来ないが 唇は歌っている
全く状態が分らない方など様々である
物を抱えて 隣の方と取り合っている方もいる これは私の物 良く見る光景で洩る
歌を歌って その楽しさに惹き込まれ 歌い終えても 一節を歌い続ける方 気の毒だけれど 次の歌に進めるしかない
確かに音楽療法での効果が認められる方も これまで何人か見てきた
本来は 毎日 少人数で相対したら 効果がありそうだが ここには音楽療法士は存在しない 私も毎日は行かれない
介護士を呼び続ける人 なにか構って貰いたいのか 特に差し迫った様子ではない
かんだかく奇声をあげ続けていた人は見えなくなった 自傷行為を予防するため 腕を拘束された方も見えなくなった
有難うとか 握手を求める方はここには居ない だが別れのときは 小さく手を振り続ける方 私に眼を向けたままの方が多い
重度になってくると 施設任せになって 家族も顔を見せる度合いも少なくなるのだろう
あの別れる時の皆さんの眼は 感謝もあるが 滅多に無い訪問者との別れの寂しさもあるだろうか
私のクリスマス 静かな音楽の訪問者 いつものボランティアの一コマである
クリスマスイブ 街を歩いたら ケーキを売りだして賑わっていた 家庭でのクリスマス あったかくて良いな
私はスーパーで買ってきた アップルパイ ボッチクリスマスだって 寂しくは無い
下町のうたごえ バンド コーヒーブレイク生伴奏 in 本所地域プラザ
のびたがリーダーのバンド 40年以上続けています 私はキーボードとトーク
YouTube 君恋し
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