叙情歌『山のけむり』と言う歌をご存知だろうか
作詞・大倉芳郎 作曲・八州秀章 歌手は当時 伊藤久男
私たち年代の青春叙情歌である どこか甘く切ない
信州・小諸大橋の袂に記念公園があり ここに歌碑がある
遠くに 山のけむり 浅間山が見える地だ
私は この作詞家に出会い 偶然にも 娘さんにも出会った まさに必然か
倍賞千恵子/山のけむり
添乗員時代 一般のツアーでのことだった サプライズでハーモニカを披露した
お客さんも喜び 時には口ずさみ 時にはバス車内で大合唱となったこともある
乗客のある方が この人知っていますか?と紹介 何と作詞家の大倉芳郎さん
ご友人たちと一緒であった 特に親しくは会話はしなかった
当時の 日本作詞家協会の協会長でもある方でもある
ヒット作は この『山のけむり』や『赤いランプの終列車』などがある
しばらくして 亡くなられたのを報道で知った
少し過ぎてから ある団体の添乗を依頼された コーラス団体でレベルは高い
なんと 事務局の様にまとめて居られる方が その作詞家の娘さんであった
知っていて依頼されたものでなく 偶然 音楽に係わる私に会社からの指示だ
お会いした時に 偶然 お父様をツアーでご案内したことがあるのですよと言う
娘さんも驚いていた 行先は メーンに この父の歌碑を訪問することだった
このコーラス団体の指導者も一流 オペラ歌手の中田順子さんである
あの『早春譜』の作曲者 中田章さんの姪にあたる方であった
私はキーボードをバスに乗せ 往復は歌を歌って貰い楽しませる
ただ こんなに一流の歌手の方が一緒 ちょっと恐縮して 独学の非を詫びた
中田順子さん曰く『大丈夫よ バスの車内でキーボードを弾ける方は貴方だけ』
やがて小諸大橋の袂にバスは着く キーボードを降ろして 歌碑の前に設置
私の伴奏で 全員で『山のけむり』を合唱した
それは 娘さんにとっても 父の供養であったかもしれない
大倉芳郎さん 高木東六さんと一緒にザルツブルグなど海外にも行ったらしい
奈良・郡山で全国コーラス祭があったときは 私がその団体旅行を任された
飛行機やホテルの手配 バスでの現地移動と3日間のツアーだった
この『山のけむり』のリクエストを受けた時 少しそんな話を皆さんにする
昨日は 下町のうたごえ本所地域プラザ 今年最後の歌い納め
一時 コロナの影響で会館の閉鎖もあったが 無事にみんなで楽しく乗り越えた
リクエスト30曲
赤鼻のトナカイ きよしこのよる もろびとこぞりて 朝だ元気で
あわて床屋 汽車ポッポ エーデルワイス アメージンググレイス
奥飛騨慕情 君は心の妻だから 雨(三善) 津軽海峡冬景色 つがるのふるさと
銀色の道 みかんの花咲く丘 希望のささやき 山のけむり くちなしの花
踊り子 山の彼方に 矢切の渡し ああ上野駅 ゴンドラの唄 下町の太陽
スキー まりもの歌 琵琶湖周航の歌 冬景色 ペチカ 山小屋のともしび
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