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京都の借景庭園「美の観賞旅行」と題して、日本ガルテン協会(会長 原田栄進)の行事に会員として参加させて頂きました。(2012年10月)
良き思い出として、本ブログに記録しました。これを機会に日本庭園も勉強したいものです。
日程は、14(日)京都・都ホテル集合12:00⇒円通寺⇒龍安寺⇒天竜寺⇒宿・ルビノ堀川到着17:00予定
15(月)宿・ルビノ堀川出発8:30⇒無鄰庵(2階からも特別観賞)⇒宇治上神社⇒
宇治川遊覧屋形船上で昼食⇒平等院⇒慈光院(抹茶付)⇒京都駅解散17:00
原田会長の詳しい、深みのある解説を頂きながら、楽しませていただきました。
このブログには、解説は殆ど無く、写真の場所を示す程度です。興味のある庭は、ぐぐって見て下さい。
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円通寺庭園: 洛北幡枝の地にひそやかにたたずむ円通寺。庭園は霊峰比叡山を借景にした枯山水平庭で国の名勝に指定されている。(薄く見える山が比叡山)江戸時代初期(1639)造営。
比叡山に向かって庭の左部分。
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龍安寺庭園:この102坪の石庭は1499年相阿弥が作庭した。白砂に大小15個の石を五群に分け配置し、石庭を囲む油土壁(菜種油を混ぜた土)は、少し傾斜し外側の潭(タン)の池水(鏡容池)で育った鯉との関係を、風景と一体化している。1450年創建。
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天龍寺庭園: 寺にあった解説立札。1339年創建。
紅葉真っ盛りの写真が掛っていたので、一枚借用。今回は紅葉には少し早かったようです。これを想像して以下の写真をどうぞ!!
以上が天竜寺庭園 大方丈から、また書院から曹源池周りの眺めです。遠景の山(嵐山、亀山)が一層の立体感を深めます。夢窓国師の作庭。暫らくここに居たい気持ちで、去り難かった。
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無鄰庵: 明治27年(1894年)~29年に明治・大正の元老山県有朋が京都に造営した。
その大半を占める庭園は、有朋自らの設計・監督により、造園家・小川治兵衛(7代目植治)が作庭したもので、緩やかな傾斜地に東山を借景とし、疎水の水を取り入れ、三段の滝、池、芝生を配した池泉廻遊式庭園です。
二階茶室から。 一階からの眺めは自然的風景で、二階からの眺めは東山が借景となり異なる趣を採り込んでありました。
この奥に三段の滝、池が有り、大小の石の配置による作庭者の技が、流れの緩急、水の色々な落差から水の音に高低を生じさせ、あたかもオーケストラのように響くという会長の解説に感心致しました。(流れの美しさと水音の効果)
苔に代わって芝生が全体を覆い、日本の伝統的な苔でなく英国式の芝生を植え国際交流の時代のさきがけとした文明開化の庭です。
二階から格子越しの眺め。
洋館、茶室へと進む。
洋館: 煉瓦造二階建 明治31年5月建立。「無鄰庵会議」が行われた場所。
日露戦争は明治37年2月8日(1904年)~明治38年9月5日(1905年)[ポーツマス条約]
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宇治上神社 省略
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昼食:宇治川船上での昼食。(画面クリックで拡大表示)
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平等院: 平安時代後期(1052年)、関白藤原頼道が、宇治の別荘を寺院(平等院)とした。
メインの鳳凰堂は修理中で完成後にまた訪れたい所。
写真の中心、足場やぐらの中に小さく鳳凰が見える。
気がつきませんでした。十円硬貨には平等院鳳凰堂の全景がデザインされています。
一万円札には鳳凰堂の屋根上に飾られている鳳凰がデザインされている。
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慈光院庭園: 慈光院は1663年片桐石州斉が建立した臨済宗大徳寺派の寺院。
この書院は、全体的に天井や鴨居の高さを低くしてある事で、座敷に座った時に最も安らぎや落ち着きが出るように考えられている。
書院から眺めた庭園。 さつき一種類の丸い刈り込みと、数十種類の木々の寄せ植えにした刈り込みを用い、境内の中だけを独立した庭園とするのではなく、周囲の風景・景観と調和するように構成されている。禅寺の庭園としては石をほとんど用いず、多くの種類の木々を用いた庭にされているのも、茶席の庭として季節ごとの風情を楽しめるようにしたものである。(史跡及び名勝指定)
この書院で、全員が抹茶を一服頂く。(その時に旧制中学5年生の頃 茶道部に在籍していたことを思い出しました。なつかしい。)
茶室
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日本人て、すばらしい。日本に生まれてよかった。とつくづく感じた美の観賞旅行でした。日本ガルテン協会様有り難うございました。
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お疲れさまでした。京都の紅葉に琴の演奏でお寛ぎ下さい。(5分27秒)