お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

「黄色い体操服」。

2006年03月06日 | 子供・動物・生き物・ペット
運動会に行くと、うちの子供達の「体操服」だけ、黄色い。他の子の体操服は真っ白なのに。これには訳がある。うちの三人の子供はみんなアトピーなので、「漂白剤」等の化学成分の入っていない洗剤を使って、洗濯しているので、「真っ白」にはならないのだ。

食べ物でもそうである。CMで「いつまでもふっくら」と言い放っている「パン会社」があるが、それは不自然である。パンの焼きたてはふっくらしているが、段々、その「ふっくら感」が無くなるのが当たり前。「いつまでもふっくら」しているのは、「膨張剤」が多量に入っているからである。アトピー等の病気も無く、長年、そういう食品を食べている人はどうもないのだろうが、うちは「自然食品」「有機食品」「アレルギー食品」がほとんどなので、某有名ハム会社の「ボーンレス・ハム」を貰って食べたら、途端に気分が悪くなった。もう体が「食品に入っている化学物質」を受け付けない様になっている様だ。

この事は、今の「日本」の様である。「外見が美しければ、中身に何を入れてもかまわない」・・・つまり、「汚いものにはフタをせよ」である。僕らの子供の頃は、隣同士のコミュニティーがあり、不良やすこし頭のおかしい子がいても、みんなで助け合って生活していた様に思う。だから、昨今の様な「考えられない陰惨な事件」は起こらなかったのだろうと思う。
「汚いものにはフタをせよ」的な感覚がやがて「日本という国」に充満し、社会の歯車がおかしくなったのではないか。

うちの家は幸いな事に、マンションの真下の家族と家族ぐるみで長年お付き合いをしている。下の家には、男の子が3人。うちは女の子1人に、男の子2人。まるで兄弟の様に遊んでいる。うちの妻も、下の子供達が悪さをしたら、叱るし、下の奥さんもうちの子供を叱ってくれる。そういうのが「おもいやり」だと僕は思う。「おもいやりぞーん」等というものを作っている「京王電鉄」の人達に教えてあげたい。関東の方が、「携帯電話の電車内での使用禁止」は関西より早かった。苦情を言う人が多いのだろうか?それとも、「鉄道会社」の姿勢が「関東」と「関西」では違うのだろうか。
今は、「携帯電話使用禁止」を他の鉄道会社と同じ様に言っているが、大阪と京都を結ぶ京阪電車はかつて、「携帯電話を使うか使わないか、を決めるのはお客さんで、鉄道会社がやることではない」と読売新聞のインタビューに答えていた。「京阪電車」と言えば、お正月、八坂神社から「輪になった藁に火を付けたものを振り回しながら帰宅する客を乗せる鉄道会社」でもある。

話は脱線したが、子供達の「黄色い体操服」を見る時、僕は「昭和の匂い」を感じる。あったか~い・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ラップ」である。・・・・・と思う。

2006年03月06日 | 歌・CD
musication(初回生産限定盤)(DVD付)
HOME MADE 家族, クロ, MICRO, U-ICHI
KRE

このアイテムの詳細を見る

ヒット・チャートのベスト10にも入り、興味もあったので買ってみたが、僕には疲れる歌が多かった。後半のスローな歌に癒されもしたが・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連続ドラマの「打ち上げパーティー」。

2006年03月06日 | テレビ番組
連続ドラマは放送期間は1クール(3ヶ月)だが、準備まで入れると、スタッフの拘束は5ヶ月近くになる。当然、汗だらだらの夏のロケもありゃ、体を何時間も冷凍庫に入れている様な冬の極寒ロケもある。気温が適温のスタジオ収録でも、撮影のスケジュールが詰まってくると、徹夜で撮影をし、朝を迎える事もある。脚本家は必死でホンを書き、プロデューサーは、「脚本作り」「苦情処理」から「編集」「MA(音楽や効果音を付ける大切な作業)」に東奔西走。ADはスタッフルームで数時間寝て、洗濯物は干す。ロケマネは出来上がったばかりの脚本でロケ地を血眼で探す。そして、警察への道路使用許可提出などの仕事もある。

そして、どんなドラマにもクランク・アップの瞬間が来る。「高視聴率で話題にもなるドラマ」を作り上げた時、キャスト・スタッフの顔は晴れ晴れとしている。こんな事は珍しい。プロ野球でも3割打てば、首位打者に成れる可能性がある。15~16本、1クールにある連続ドラマで、本当にキャストもスタッフも満足して終える事が出来るのは、そのうち3本くらいだろう。

そんなこんなで、10~12話の連続ドラマが終わると、「打ち上げパーティー」を催す事になる。視聴率が良ければ、局長クラスの人が来て、冒頭の挨拶をする。低視聴率ならば、偉い人(?)は来ず、プロデューサーが挨拶をする事になる。いずれにしても、シビアーで現金な世界である。誰が冒頭、挨拶しようが、現場をやってきたキャスト・スタッフにはあまり関係の無い話なのだが・・・プロデューサーとしては、「番組」という船を「座礁」させた様な気分になり、心の中から「罪悪感」が滲み出てくる。

「打ち上げ」のメインは「出演者の事務所・本人」「スタッフの会社」「テレビ局」「制作会社」等、関係各所から「賞品」を貰い、「福引き大会」或いは「ビンゴ大会」をする。主演の俳優さんからは、「海外旅行のチケット」だったり、「DVDレコーダー」だったり、かなり、高額の賞品が出される事が多い。成功したドラマだと、主題歌を歌った歌手が飛び入りで来て、ギター一本で主題歌を歌った事もあった。これには流石に感動した。

打ち上げの場所は、「六本木」が多かった。「打ち上げビル」とまで言われる「ロリポップ」。何度、そこに足を運んだ事か。場所選定は、俳優さんがどうしても、事務所の車で来るので、周りに駐車場の多い所。そして、少し繁華街から奥まった場所・・・これは、俳優さんが一般の人と接しない為だ。「打ち上げ」くらい、気楽に食べて飲んで欲しい。会場は100人くらいのキャパで、それより少し大目に人が入れる所。つまり、あまり広い会場だと、盛り上がらないのだ。次に、「二次会の会場」を近く・・・徒歩圏内に見つけられる所。「二次会」はカラオケがあれば、若いスタッフは歌っているし、出演者やプロデューサー・演出スタッフは、酒をあおりながら、話をしているという感じ。大体、プロデューサー仕切り(お金をプロデューサーの方で持つ事)は「二次会」までが多い。出演者も「二次会」で大体帰るので、「三次会」以降は、気の合ったスタッフがそれぞれのグループに分かれて飲みに行く。「五次会」までやって、朝まで飲んでいたという猛者もいた。

「一期一会」。この「現場の打ち上げ」が終わると、プロデューサー・演出スタッフは、最終回の「編集」等、最後の仕上げの作業に入っていく。すべてが終わった時は、本当にスタッフルームで乾杯するか、時間が早ければ、近くの居酒屋で飲む。10人はいないだろう。プロデューサー3人、演出1人、MA(音を整音したり、音楽を付けたり、効果音を足したりする作業)のスタッフが2人、音響効果さんが2人・・・多くて8人くらいか。

連続ドラマの企画を考え始めるのが放送開始の1年前。その時は、制作会社のプロデューサーを入れて3人。そして、最後は8人。こうして、毎クール、連続ドラマは作られていくのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする