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この人が「日本に来て、これは素晴らしい事だと思った事が一つある」と言うのです。それは、トイレの水を流す「レバー」が「大」と「小」に分かれている事だったそうです。そういえば、僕も海外を旅していて、「大」と「小」に分かれた「レバー」のトイレ、見た事ないです。
出版社 / 著者からの内容紹介
2004年ノーベル平和賞受賞者でケニア共和国環境副大臣、ワンガリ・マータイさんが日本で知り、感銘をうけた言葉「もったいない」。ごみ削減、再使用、再利用の精神につながるこの日本語をマータイさんは環境保護の合言葉「MOTTAINAI」として今、世界に広めようとしている。この本は冒頭にそのマータイさんの言葉を紹介、日常生活のなかからさまざまな「もったいない」エピソードを挙げて、絵と文でわかりやすく説明していく。「食事を残すのはもったいない。ごはんは最後の一粒までいただく」「〈おさがり〉はまだ充分使えるものをもったいないから生かす、というリサイクルの風習」など、全14項目。どれも、「もったいない」というすばらしい精神を今の日本人が忘れていることを教えてくれる。「もったいない」という日本語が全世界のキーワードになろうとしている時代におくる、絶好のテキスト。











