中山道を歩く旅に出て岐阜に投宿した。
一緒に歩いた息子と、木曽路以来、毎度クルマの回送係をしてくれた妻を労って、旨いものを食べよう。
20年ほど前の出張の折、岐阜支店の社員に紹介されたような気がする、とてつもなくネタの大きな寿司処。
たぶんここ千成寿司さんだ。
18時過ぎに伺ったので、常連さんに1席を譲っていただきカウンターを確保。
30分しないうちに店内には何組もの待ちができて、ぎふっ子には人気のお店のようだ。
板前さんに、初めましては自慢の穴子と卵焼きからとどうぞと薦められる。
脂がのった大きな穴子はシャリが見えず、卵焼きはタマゴの上にシャリがのったりして圧倒される。
ご自慢の一品だけではない、イクラもトラフグもこのボリュームだ。
さて美濃の地酒は店主おすすめ「栄一」の大吟醸をいただいた。
蔵元の林本店さんは、中山道沿いの新加納に在り先刻通過してきた。こんな偶然も楽しい。
<40年前に街で流れたJ-POP>
白い冬 / ふきのとう 1974年