旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

メトロに乗って 有楽町で逢いましょう 有楽町線を完乗!

2019-11-17 | 呑み鉄放浪記 地下鉄編

 引き込み線から入線してきた車両は、ゴールドのラインを纏った堂々の10両編成。
有楽町線は和光市で東上線と相互乗り入れし、都心を経てウォーターフロントへと走る。 

和光市駅ビルは建設中、東武ホテルも入って大規模なものになりそうだ。 

8路線が乗り入れる池袋は沿線一のターミナル駅。とりあえず最初の途中下車。
西口公園から若い人波に紛れて歩くと、蔦の絡まるチャペルは学園祭まっただ中。 

 池袋線から乗り入れて来た西武ブルーを見送って、護国寺で二度目の途中下車。 

2番出口を上がると大聖護国寺の仁王門前。
阿吽の金剛力士像は出版社とマンションのビル群に変貌した参道を見下ろしている。 

 

護国寺を背にして音羽通りを下ること10分、左手に坂を上ると鳩山会館が在る。
大正後期の洋館、ステンドグラス、庭園のバラ、どれも一見の価値があると思う。 

 終点を目前に豊洲で三度目の途中下車、ガスの科学館屋上ひろばから街を眺める。

月島・豊洲・辰巳と、ウォーターフロントは市場の開場とTOKYO2020を控えて発展著しい。 

辰巳をでた10両編成は夕陽を浴びる地上に這い出てきた。
右からりんかい線、左から京葉線、3線束ねて終点の新木場駅に滑り込む。 

電車はこのまま折り返すことなく、この先の荒川沿いの車両基地に回送される様だ。 

沿線の中心駅有楽町まで戻って来た。
東京メトロの冊子MetroWalkerに紹介されていた "いも煮" に魅せられてしまったから。

 

銀座インズ2の「みちのく」は、その名の通り東北6県の郷土料理と地酒を味わえる店だ。
先ずは生ビールを呷って、出汁が浸み込んだ "玉蒟蒻うま煮" をアテにいただく。
焦がれた "村山風いも煮" が運ばれて、トロっと柔らかな里いもを箸でつまんで至福。 

 

酒田・菊勇酒造の "三十六人衆" は、穏やかな吟醸香のスッキリとした辛口の純米酒だね。
もう一皿は、青森の銘柄鶏 "桜姫 柚子こしょう焼き" がピリッと美味しい。
思いがけず東北の味に舌鼓したメトロの旅、MetroWalker侮りがたし有楽町の宵なのだ。

東京地下鉄・有楽町線 和光市~新木場 28.3km 完乗  

 

technopolis / ymo 1979

technopolis / Dance Perfume



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