海水浴に向かう家族連れに紛れて、氷見線の気動車に30分揺られた。
終点2つ手前の雨晴からは海岸線を走る、白い浜と青い海が眩しい。
富山湾をはさんで3,000m級の立山連峰を眺める雨晴海岸は絶好のビューポイントだ。
行ってみて分ったのだが氷見は藤子不二雄A氏の出生地だそうだ。
町の一角には氏のキャラクターのモニュメントがある。
湊川に架かるカラクリ時計では、噴水とともに忍者ハットリくんらが飛び出してくる。
お昼にはご当地グルメの "氷見カレー" を食す。地産の煮干のだしを使うのがルールだ。
「よしだや本店」のひと皿は、夏やさいと白身魚のつみれがトッピング。
スパイシーでなくハヤシに近い。やはりご当地名物の "氷見うどん" もセットで愉しんだ。
氷見駅に戻るのに海岸線を通る。漁港の施設が途切れると美しい白砂のビーチになる。
今日は霞がかかって立山連峰は望めない。ちょっと忘れ物をした気分で復路の列車に乗る。