旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

旅情の小箱 新津「雪の舞」

2020-04-21 | 旅のアクセント

 この日の朝、新津駅は時ならぬ雪模様、白く染まった構内に貴婦人の「黒」が際立つ。
沿線の銘酒、津川の "麒麟山" は、新潟らしい淡麗辛口の酒だ 。
列車がガクンと動き出すのを待ちわびて、大吟醸のスクリューキャップを切る。
ホタテ煮、鮭ハラス焼、いくら醤油漬け、雪国まいたけ、新潟の旨いものが酒肴になる。
創業明治三十年、神尾弁当の "雪の舞" は雪国越後がギュッと詰まったひと箱なのだ。

2018/04

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2 コメント

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Unknown (時々絵日記)
2020-04-23 23:32:43
新潟の旨いものがぎっしりのお弁当ですね。
そして麒麟山…こんな美味しい旅をしてみたいです。
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Re:時々絵日記様 (吞み人)
2020-04-25 17:42:45
コメントありがとうございます。
素敵な風景写真を紹介されていますね。
こんな切り取り方のセンスが私にもあれば良いのですが。
当方、飲むこと、食べることが目的ののんびりした旅です。
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