新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

 韓ドラ原作三作の中では一番面白かった「ボイス 110緊急指令室」

2019年10月06日 16時52分59秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲ 韓ドラ原作三作の中では一番面白かった「ボイス 110緊急指令室」


自由が丘大人の音楽教室の新沼健です。

「自由が丘大人の音楽教室」とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。

今期は3本の韓ドラ原作ドラマがあり、3本とも全て視聴しておりました。

というわけで第3弾が唐沢寿明主演・真木よう子ヒロインの「ボイス 110緊急指令室」の雑感です。

文字通りの「地獄耳」を持つ真木よう子が、「地獄耳」を活かした的確な指示を唐沢寿明に伝え、110番通報された事件を手早く解決する神奈川県警を舞台としたドラマでした。

毎回おこる事件とは別の、ドラマに通底するストーリーが、愛妻を惨殺された唐沢寿明と、同じ犯人に父を惨殺された真木よう子が、少しずつ犯人を追い詰め、最終回でついに……..という展開でした。

暴力描写がとてつもなくグロい割に、ところどころに間の抜けたツッコミどころがある、一風変わったドラマでした。

一例として、犯人を深追いしすぎた真木よう子が逆襲されて生き埋めにされたのですが、「おい、もっと深く掘れ」とかなり深い穴を掘っていた犯人。

生き埋めにされたはずの真木よう子が、間一髪唐沢寿明に助けられたときは、ほんの少し土をかぶった程度の場所からすぐに助け出され、それじゃ前のシーンと繋がらないよと思わずツッコミが入りました。

間の抜けたツッコミどころこそあるものの、3本の韓ドラ原作ドラマでは一番面白く、当ドラマには合格点をつけられます。

3本の韓ドラ原作ドラマの共通テーマが、権力者による犯罪隠蔽でしたが、任期を終えた大統領が例外なく逮捕されて刑務所にブチ込まれるという、彼の国の国情を物語るようで考えさせられました。

ベスト回は初回。

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