9月~11月までリニュアールで休館していた東大雪荘が開館するとの
情報で予約してあった東大雪荘に行きました。
子供達が小さかった頃に家族で来た覚えがあります。
約25年位前でしょうか?建物は昔のままです。
東大雪荘
帯広は生憎の小雪や小雨の混じる天候ですが
知人の勧めで送迎車が出ていると聞いて十勝プラザ前から乗せてもらい
新得駅で1人を乗せて無事に到着です。
迎えに来てくれた送迎車
私達と新得から乗った1人合計3名の為に有難い事です。
トムラウシに近付くにつれ雪が降って路面は最悪な状態でした。
脱衣場
壁が張り替えたのか真新しく感じましたが、ほぼ昔の状態。
温泉分析書と別表
浴室への入り口には温泉の分析書が張られてます。
浴槽温度表示
リニュアールされた温泉には温度センサーが付いていて温度が表示されてます。
表示されるだけで無く設定温度に達する様に熱交換で温度コントロールされて居るのでしょうね。
昔のままの浴槽
見覚えの有る浴槽は昔のままの様です。
無色透明の湯が満たされ流れこぼれてました。
流れ出るお湯
湯の出口から軽やかな音を立てて流れ出ます。
弱い硫化水素の匂いがしてます。
新しい蛇口とシャワー
浴室の基本は昔のままの様に思いますが、今回の改修で循環して塩素注入されていた
温泉は掛け流しになったそうです。今まで東大雪荘の湯は掛け流しだと思ってました。
蛇口とシャワーは真新しいものに交換したのかな?
大きなシャワーヘッド
シャワーヘッドは大きくて使い易い、しかし欲を言えば低い場所にセットされていて
両手で髪を洗えません。
丸坊主の私には関係無いが女性は困るでしょうな.....
湯桶の位置
湯桶は床面の高さで洗い難い気がいたします。
湯桶を置く位置を高くして頂ければ楽ですね。
帰り掛けのアンケートに書かせてもらいましたよ。
露天風呂
露天風呂の脇を流れる川音を聞き、雪の積もった山肌や松を眺め入る風呂は最高です。
浴槽の岩に生成した付着物
浴槽脇に積まれた岩には長い時間を掛けて温泉成分が
付着し成長してます。
露天風呂脇を流れる川
露天風呂に入っても雪が温泉の熱気で溶けて頭を濡らします。
脇をユートムラウシ川が水音を立てて流れ下ってます。
部屋に居ても夜通し流れの音が聞こえて自然の中に身を置いている実感がします。
降り積もる雪
到着してからも雪が降ります。
玄関先は真っ白になりました。
夕食
夕食は何パターンかの夕食からすき焼を選びました。
とても柔らかなお肉で大満足でした。
エゾクロテンの給餌台
エゾクロテンが訪れると聞き待ちましたが現れませんでした。
旅館の方が夜、刺身の余りを置きました、朝になるとこの刺身が無くなってました。
エゾクロテンは元気な様ですね。
墳泉塔の案内板
墳泉塔
気の遠く成る様な年月を経て出来た墳泉塔です。
温泉の成分が堆積して出来た自然の作った芸術作品だ。
噴泉塔の脇に落し物
地熱で雪の無い墳泉塔の周囲にはエゾシカが訪れるらしく
エゾシカの落し物が沢山散らばってましたよ。
温泉の湯元
温泉旅館に供給する湯溜めでしょう真っ白な湯気を棚引かせててます。
温泉配管
お湯は橋の脇を配管で東大雪荘へ供給されてます。
トムラウシ山への登山口
墳泉塔の近くにはトムラウシ山への登山口があります。
流石に今の季節に登る方は居ないでしょうね。
地熱で雪が無い場所
90℃以上の温泉が自噴する場所の墳泉塔周囲には地熱が高く全く雪が積もりません。
湯送車
高温の温泉水を専用のタンクで何処かへ運んでいました。
6000リッターの容量です。
送迎車と共に新得方面へ向かって降りて行きました。
送って頂いたバス
帰りはマイクロバスで新得駅経由で帯広まで送っていただきました。
総勢10名がバスに揺られて帰ってきました。
今度は新緑の東大雪荘へ行きたいものです。