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圧力鍋パッキン修理

2015年01月18日 | 修理作業
圧力鍋修理
パール金属製の片手鍋式圧力鍋のパッキンが劣化し無くなってしまった。
ネットで部品検索してもH-5137型番の製品は古くて廃盤により部品供給は不可となってます。

日本は豊かな国になって次々と新製品発売で買い替えなければならない様です。
本体は何の問題も無く消耗品を交換すれば使えます。
ホームセンターで代替になる物を探したけれど無い、無ければ作るだけです。
圧力鍋上蓋
圧力が掛かった時にピンが持ち上がってロックするピンのパッキンが
無くなっただけです。


上蓋裏面


安全ピン
鍋内のスチーム圧でこの弁棒が持ち上がって上蓋にロックを掛けます。
スチーム圧が下がれば弁棒が下がって蓋のロックを解除します。
棒の凹部にパッキンが必要なのです。

代替部品
ホームセンターを回っても適当な部品が有りません。
水道パッキンの買い置きを思い出しました 板圧が4mmと厚いが
凹部の穴径が合う水道蛇口パッキンを加工して使う事にします。

パッキン加工
加工と言っても厚さ4mmパッキンを断ち割って2mmにするだけです。
直径は元のものは8mm程度だが当たり面が上部に密着して蒸気が止まれば
良いだけの話しなのでそのまま14mmで使いましょう。

二つ割にしたパッキン
カッターナイフで切る為に正確な二つ割にはなりません。
でも元の面は平らなので鍋本体に当たる部分に平らな面を使います。
割った1枚は予備品になります。

パッキン装着
割ったパッキンを装着しました思った通り弁棒凹部にピッタリ合います。

テスト煮沸
パッキンを取り付けて煮立てテストです。中の水が沸騰すると見事に
弁棒が上がってロックが掛かりセンターの錘が回り始めた。
修理完了です、景気回復の為に古い物は処分させて買い替えが当たり前の時代になりました。
物資の乏しい時代に生まれた私には謎の世の中です。


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