「ばあ散歩」の山道は全体に緩いカーブが多く、アップダウンも比較的緩やかで、海沿いだから景色もいい。この山道は、突き当りにある耐火煉瓦工場の専用道路みたいなもので、通るのは社員の通勤車と、大型トラックやトレーラーの運搬車両だけである。
ジョギングやウオーキングにはもってこいのコースだが、目下、歩いている人はババを入れても4人か5人、ときにイノシシと鹿が姿を見せることもあった。
この山道に1か所、とても狭い個所があって、そこで大型トレーラーやトラックと出合ったら大変。山肌にへばりつくか、ガードレールにしがみついて車が通りすぎるまでじっとしているしかなかった。が、いつからか、大型運搬車両は朝8時までは通行禁止となったのでホッとした。
2021年の11月ごろ、この狭い個所の拡幅整備工事が始まるという看板が立った。距離は200mくらいか、工事は8時開始だから、朝の散歩には差し支えなかった。
それからは現場監督になったつもりで、工事の進捗状況を写真に撮った。が、お役所のすることはどうにも分からない。看板には期間は6カ月とあるのに、半年たってやっと山道を崩しただけ。中断したり、また再開したり、それを繰り返しながらやっと拡幅整備工事が終了したのは2023年の7月。これだけの工事に2年も…。あきれるわ!
2021年11月、拡幅整備工事開始。この周辺にあった桜やツツジ、ササユリの花、道端に咲く野の花などが根こそぎ掘り返されて何もなくなった。
この鉄の塀の高さは5mくらいか、下を通るとき倒れはしないかと不安だった。
早朝行くとブルドーザーが2台、だんだんと山が削られている。
高いところへ上って山を削るブルドーザー、すごいね~!
こんなに上の方まで削らなくてもいいように思うけど…。
道路幅はこれまでの2倍以上に広くなった。
道路の塗装が済んだらしい。横の白線は「歩道」という意味かしら? せまいわ!
これで完成?
山肌はセメントか何かで塗り固めるのかと思ったがやらないみたい。右側の古い道路のデコボコもならして埋めただけ。全体をきれいに舗装するのかと思ったが、まだら模様のまんま、これで完了とは…。まあ生活道路でもないし、車が通るだけだからこれでいいのだろう。広くはなったが、ごつごつした山肌から小さな石ころが落ちてきて、「いい道路になったね」なんてお世辞にも言えないよ。😒😡
証拠?写真。
近年頻繁に起こる線状降水帯での落石、崖崩れ、土石流、大丈夫でしょうか
御地は比較的穏やかで自然災害も少ないと聞いていますが拝見する限り「災害予備地帯?」
樹木伐採して可憐な野草をなぎ倒し!中途半端な工事完成に映ります。
長く快適な散歩道で在るよう他人事ながらお祈りします。
町にとっては大口の納税者は大事。会社専用道のようであっても拡幅工事は断れないのでしょう。朝行くたびに小石がいっぱい落ちていて、見苦しいし危ない。緑の樹々、四季折々に咲いていた花々、山野草も何もかも見えなくなったし、それに私もいつまでこの山道を歩けるか、そう考えると寂しくなります。