日テレドラマ「明日、ママがいない」騒動は収まるどころかますますヒートアップ、ドラマの存続が危うくなってきたという声も聞こえる。
22日に放送された第2話から、スポンサーのエネオス、キユーピー、エバラの3社がCMの提供を中止。さらに、29日放送予定の第3話から、富士重工業と日清食品がCMを見合わせるという。残る花王、小林製薬、三菱地所の3社は、現状では第3話以降もCMを放送する予定だというが、8社のうち5社がCMを中止するという異常事態に、日テレはどこまで持ちこたえるだろうか。
最近、連続ドラマを見るのはNHKの土曜ドラマくらいか。私は、出演者によって見る、見ないを決める傾向がある。が、いかにお気に入りの役者であっても、第1回の内容次第で、続けて見るものもあれば第1回で止めることもある。
昨今は、見てみようと興味をそそられるドラマに出合うことがなかったが、演技に定評のある芦田愛菜の「明日、ママがいない」は見てみたいと思った。主演が芦田愛菜と4人の子役という以外は何の予備知識もなく、だた、施設に預けられた子どもたちが健気に生きる姿を描いた、俗に言う、お涙ちょうだいのドラマだろうと思っていたが、全く予想外の内容だった。
芦田愛菜の子どもらしくない冷めた表情、大人顔負けのセリフ、これが迫真の演技というのだろうか。初っ端から驚きと不快な気分にさせられた。
ちなみに、「明日、ママがいない」は、グループホーム「コガモの家」が舞台で、それぞれの子供には、赤ちゃんポストに預けられた子は「ポスト」、ビンボーで預けられた子は「ボンビ」、ロッカーに遺棄された子は「ロッカー」などのあだ名がある。
第1話では、三上博史演じる施設長が、子どもたちに「お前たちはペットショップの犬と同じだ」などのひどい言葉を浴びせたり、子どもたちを平手打ちにするシーンもある。食事の時間では、いい里親を見つけるためには演技が必要だと、子どもたちに「泣きまね」を命じる。うまく泣けば食事にありつけるが、下手だと食事抜きである。こうした虐待とも思えるシーンは、ドラマであっても見たくない。私は終わりまで見る気がしなくて途中で止めた。
初回視聴率は14.0%だったとか。児童擁護施設が子どもたちの“安住の地”であるとは思わないが、ドラマとはいえあまりに誇張しすぎているように思う。人間扱いされない子どもたちの姿や、養護施設を夢も希望もないところのように描いて、このドラマで何を訴えたいのか、よく分からない。出演者の一人が「第1話、第2話では(描きたいことが)出ていないので、ストーリーを全部見てから、ご判断をしていただきたい」と言ったそうだが、描きたいことって何だろう。
テレビ界の複雑怪奇な仕組みに疎く、ドラマは殆んど見ないので、コメントのしようがありませんが、なんだか胡散臭い匂いが芬々。スポンサーの思惑が裏目にでた、?子役の演技?はたまたドラマの内容が行き過ぎなのでしょうかね。
覗くのも気が重くなる筋のようですね。
児童養護施設をこうしたくらいイメージに描いて、何を訴えたいのか、よく分かりません。
HPには、子どもの目線で…とありましたが、それも理解できません。本当に不快感だけが残るドラマでした。
くだらないのは韓流ドラマも同じですが、これは誰にも迷惑がかからないだけましかと…。
”うそ~”としか言えません。
子供の人権など声高に言う時代に、監査指導もあるはず
です。あえて訴えたいなにかがあるのかなぁ・・?
現実のことのように思えるのは子役の演技がうまいからでしょうか。
芦田愛菜の演技力は大人顔負け、でも、最近は子どもらしさがなくて、ちょっと食傷気味です。
視聴率を競うのにはこうした反響は大歓迎かもしれませんが、スポンサーを逃がしては大損害でしょうね。
やはり子どもが出るドラマはお涙ちょうだいの方がいいです。