東の空に輝く明けの明星
昔はひとりで飲食店に入るのにはためらいがあった。が、加齢とともに厚かましくなって、今では回転ずしやイオンのフードコートなど、ひとりでも行けるようになった。が、なぜか焼肉店だけは絶対ダメ、テーブルを独り占めするのは気が引ける。
基本的には、ひとりで外食するくらいならお弁当でも買って家で食べる方がいい。それは今も変わらないが、なにせ昨今は、外でないと食べられないおいしいものがたくさんあり、食べたければ「ひとりランチ」をするしかない。
最近は、女性の「ひとりランチ」は珍しくなくなった。イオンのフードコートでもセルフ方式のうどん・そば、ハンバーガーやチキンなどをひとりで食べている女性をよく見かける。
まあ考えてみれば先輩や同僚と行くより、ひとりで好きなものを食べながらスマホで遊ぶ。そんな「ひとりランチ」の方が遠慮も気兼ねもなくていい、いかにも若者らしいランチスタイルだ。
スマホをテーブルに置いて、イヤホンをしながら食事する。食事中は手がふさがっているらゲームはしないだろうが、ユーチューブの動画でも見ているのか、または音楽を聴いているのか、スマホの遊び方をしらないババは不思議でならない。
最近はランチのときだけでなく、電車の中でもみんなスマホを使っている。隣に友人がいてもそれぞれスマホと首っ引きで、だれも会話なんかしない。
昔はあたりかまわず大声でしゃべり笑ったりする高校生がうるさくてイヤだったが、今では静かなもんだ。車内アナウンスが「電源はお切りください」と言ってもおかまいなし。昔は「24時間テレビづけ」だったが、今は「24時間スマホづけ」といってもいいだろう。
先日、ソフトバンクの通信障害では多くのトラブルが発生、4時間以上にわたり、通話やデータ通信がほぼ不可能になった。さらに、さまざまなサービスを提供する仕組みのアプリも使えなくなったり、交通や決済を巡るトラブルが相次いだという。
私のように電話とメールだけのケータイならそれほど困らないが、スマホが使えなくなったら経済社会に甚大な被害が生じる。今やスマホは単なる娯楽品ではなく生活必需品化してしまったようだ。
ババでもパソコンとテレビがあればひとりでも寂しくないし、生きて行けるもの、若者ならなおさらだろう。が、若者がこれでいいのかネ? おかしな時代になったもんだ!
sirousagiも講座が終わって乗り込むのがこの時間この国の将来が危ぶまれて悲しくやり切れません。
共に学び志を同じくする友人と交わす言葉も無く、人工知能に侵されて行く、若人の貧しい姿。
それでも確り自分を失わないで前進する青少年はきっと育っているはずと、老女は確信しています。デ、なければ落ち込みますよ~。
ITの進歩のお陰で玩具扱い、楽しんでいるばあちゃんが偉そうな口はきけませんが。
今は仕事関係も指示もすべてメールではいるから、とか言って片時もスマホを離さないし
何もかもスマホで買い物、支払いもする時代になるらしい。値切って買う昔のやり取りももう昔の一コマ。あ~嘆かわしい!
人間と対話しなくなったら白か黒か、イエスかノーかだけの、まったく融通の利かないロボット人間になってしまうのではないかと。
人間には義理人情など情緒的な感情があるからこそすばらしいのであり、みんながロボットみたいになったら日本はどうなるのでしょうね。
スマホも過信するととんでもないことに、先日のソフトバンクがいい例ですね。2万件近い解約があったとか。が、どこの会社でも危険性は同じでしょう。
せめて私が生きている間は現金が通用する世の中であってほしい。長生きは出来ません。